

ワードができるようになったら次にぜひ挑戦したいのがエクセルです。
エクセルもワードと並んで業務で使う頻度が高いアプリであり、就職前にぜひ身につけたい技術の1つですね。
本記事では、エクセルの最低限覚えておきたい基礎知識についてまとめました。
エクセルを勉強したことがない人は、本記事を参考に独学していき、面接でスキルをアピールできるようになりましょう。
そもそもExcel(エクセル)って?
エクセル(Excel)とはMicrosoft社が提供している「表計算」を行うためのアプリのことです。
エクセルに数値データを入力すると、数値の計算などを自動的に行ってくれるようになります。
仕事ではたくさんのデータの合計などを計算しないといけないときがありますよね。
そんなときは一々電卓を使って計算するよりも、エクセルを使った方が遥かに早く行えます!
また、エクセルでは表を元にグラフを作成するといったこともできます。
エクセルには数多くの機能が備わっているのが特徴です。
エクセルができる人とできない人とでは、仕事のスピードが全然違ってきますよ。

最低限覚えておきたいExcel(エクセル)の基礎知識5選
最低限就業前に覚えておきたいエクセルの知識を5つご紹介します。
- 1.表作成
- 2.オートフィル
- 3.計算を行う
- 4.グラフ作成
- 5.関数
これら5つを一通りできるようになれば、ひとまずエクセルの基礎は抑えられたといって良いでしょう。
エクセルを少しは使ったことがある人も、この5つがちゃんとできるかスキルチェックしてみてください。
エクセルはワードに比べるとややこしい部分もあるので、1つずつじっくり習得していきましょう。
1.表作成
ひとまずはエクセルを開き、子どもの時間割でも掃除当番表でも何でも良いので、表を作ってみましょう。
エクセルでは1つの枠の中に1つのデータを入れていくようにします。
なお、1つの枠のことは「セル」と呼ばれています。
作成した表には「ホーム」タブから線をつけられるようにしたり、1枠の長さを調整したりできるようになっています。
まずはエクセルで表を作ってみてください。
2.オートフィル
表を作成できたら次に覚えたいのが「オートフィル」です。
オートフィルを使うと「連続したデータ」を簡単に入力することができます。
連続したデータとは「1,2,3,4,5……」のようなものです。
エクセルの1つのセルに「1」を入力しそれをクリックした後、下にドラッグしてみましょう。
すると「1,2,3,4,5……」と連続データが表示されるかと思います。
オートフィルを使えば、一々手動で連続データを入力しないで済むので、作業効率がぐっと上がりますよ。
3.計算を行う
エクセルを学ぶならやはり数値計算のやり方は覚えたいですよね。
数値計算をする場合はまずエクセル「数式」タブをクリックしてください。
「オートサム」というボタンが左端にあり、エクセルでは基本これを使って計算を行います。
試しに、C1のセルに「1」C2のセルに「2」と記入してください。
「1」と「2」と合計を求める場合、C1とC2を選択した状態で「オートサム」をクリックします。
するとC3に「3」と表示されます。
エクセルではこのようにして計算を簡単に行うことができるのです。
4.グラフ作成
エクセルの表からグラフを作成する方法も覚えておきましょう。
グラフを作成する場合は、エクセルの「挿入」タブの「グラフ」の欄をクリックします。
「グラフ」の欄から、縦棒グラフや、円グラフ、折れ線グラフなど様々な種類のグラフを選択することが可能です。
試しに作成した表を選択し、「挿入」タブの「グラフ」の欄をクリックしてみましょう。
5.関数
次に勉強したいのがエクセルの「関数」です。
関数を使いこなせるのなら、エクセル初心者は卒業したも同然でしょう。
関数とは目的の処理(計算など)を行うために予めエクセルに用意されているプログラムのことです。
関数を使うことで様々な処理を行うことができます。
関数は基本的に以下のような書き方を行います。
=関数名(引数1,引数2,…)
たとえばエクセルには「SUM」という足し算を行うための関数があります。
足し算は先程のように「オートサム」でもできるのですが、関数を使って行う方法も覚えておきましょう。
試しに、C1のセルに「1」C2のセルに「2」と記入してください。
そしてC3欄に次のように記入します。
=SUM(c1,c2)
このように記入「Enter」を押すと、C1とC2に入力した数値を合計がC3に表示されます。
これが関数の基本的な使い方です。
関数には他にも様々な種類がありとてもいっぺんには覚えきれません。
まずは下記の関数の使い方を覚えてみましょう。
SUM:足し算を行う
PRODUCT:掛け算を行う
ROUND:四捨五入を行う
AVERAGE:データの平均値を求める
MAX:データの最大値を求める
MIN:データの最小値を求める

まとめ
本記事ではエクセルの最低限覚えておきたいことを5つご紹介しました。
これら5つをだいたいできるようになれば、ひとまずエクセル初心者からは脱出できます。
後はエクセルのスキルを実務レベルまで上げられるように、資格取得を目指したりしてみるのが良いでしょう。
エクセルは奥が深いものですのでスキルアップのしがいがありますよ。
本記事がエクセル初心者の方にとって有意義なものとなれれば幸いです。
