生後2ヶ月の赤ちゃんと車で遠出をするときは、どうしたらいい?長距離移動の注意点をチェック!

赤ちゃんが生後2ヶ月ぐらいになると、授乳間隔が長くなり、外出もしやすくなってきます。手足の動きが活発になり、戸外の景色や音などに反応するようになるので、お散歩に出かけるなどして積極的に戸外を体験させてあげたいですね。

ただし、戸外を体験するといっても、遠方へ出かける場合は、ちょっと特別です。実家に帰省したり、里帰り出産から帰ったりするときなどは、どうしても長距離移動をしなければなりませんね。

赤ちゃんを連れて遠出をするときは、車での移動がおすすめですが、いったいどのようにして移動したらいいのでしょうか?生後2ヶ月の赤ちゃんと車で遠出するときの方法や、長距離移動の注意点などについてお話ししましょう。

近場の外出から始めて、少しずつ慣れていく

赤ちゃんを連れて長距離移動をする際は、まず近場の外出から始めて、少しずつ戸外に慣れていくのがベストの方法です。

生後2ヶ月の赤ちゃんは、昼と夜の区別が少しずつついてくる時期なので、生活のリズムを整えるためにも10分~15分程度のお散歩に出かけるとよいでしょう。

ただし、まだ首が座っていないので、移動には十分に注意する必要があります。座面がフラットになるA型のベビーカーに乗せて、ガタガタする道を避け、気温や風・日差しにも気を配りながら、赤ちゃんに無理のない範囲で外出することが大切です。

赤ちゃんが車に乗るときに、チャイルドシートは必須

パパがお休みのときに、赤ちゃんを車に乗せて家族で近場に出かけ、長距離移動の予行演習をしてみるのもいいですね。

生後2ヶ月の赤ちゃんを車に乗せるときは、チャイルドシートの使用が必須です。「一人でチャイルドシートに乗せると、泣いてしまうかもしれない」と思って、抱っこをしながら車に乗るパパママもいるのですが、急ブレーキをかけたときに非常に危険なので、それはやめておきましょう。

もし赤ちゃんがむずかったときは、車が停められる場所まで移動し、チャイルドシートを外してしばらく抱っこしてあげると、赤ちゃんも落ち着きます。

運転は安全第一。1時間ごとに休憩をとることも大切

遠距離移動の当日は、できるだけ赤ちゃんにとって快適な時間帯を選んで出発しましょう。チャイルドシートの中にインナークッションを入れてあげると、首がグラグラせずに安定します。

直射日光があたる席はできるだけ避け、もし赤ちゃんに日光があたってしまったときは、日よけ用のシートなどを使って日光を遮ってあげましょう。運転は安全第一で、車の窓に「Baby in Car」のステッカーを貼り、一番左の車線をゆっくり走るのがベストです。

1時間ごとにサービスエリアに寄り、こまめに休憩をとることも大切です。赤ちゃんがぐっすり寝ていると、「一刻も早く現地に着きたい!」と焦ってしまいがちですが、赤ちゃんの体はたとえ寝ていても振動で疲れています。

長時間運転し続けると、そのときはおとなしく寝ていても、起きたときに体の疲れからグズってしまうこともあります。どんなに長くても2時間に1回ほどは休憩し、赤ちゃんをリラックスさせてあげましょう。

できるだけ人ごみを避けて移動を

生後2ヶ月の赤ちゃんは大人に比べて免疫力が低く、感染の危険性が高いので、人がたくさんいる場所はできるだけ避けることが大切です。

車で移動する途中に、思わず立ち寄りたくなるような場所があっても、この時期だけはちょっと我慢です。

逆に、「赤ちゃんを人ごみに連れて行ったら危ないから」と、車内に赤ちゃんを一人だけおいて外に出るパパママもいますが、それは非常に危険なので絶対に止めましょう。

ゆとりのあるスケジュールを立て、急ぎ過ぎないこと

移動のスケジュールはゆとりをもって立て、くれぐれも先を急ぎ過ぎないことです。「今日はパパもママも赤ちゃんも、移動のために一日を全部使うのだから、長時間かかるのは覚悟しよう」というぐらいの気持ちになって、赤ちゃんのペースに合わせて無理なく行動することが大切です。

サービスエリアで休憩するときは、赤ちゃんをチャイルドシートから降ろして、体を自由にさせてあげましょう。

授乳やオムツ替えなどは、サービスエリアの授乳個室を利用すると便利です。ミルク用のお湯も用意されていることが多く、上のお子さんがいる場合はキッズスペースがあるサービスエリアを選ぶと、気分転換になるでしょう。

出発する前から、インターネットでサービスエリアの施設情報を調べておき、「〇時頃に〇〇サービスエリアに寄って授乳する」というように、あらかじめ計画を立てておくと安心です。

まとめ

生後2ヶ月の赤ちゃんは、0ヶ月や1ヶ月の赤ちゃんに比べて身体的にだいぶ成長していますが、まだまだ長距離移動に耐えられるほどには成長していません。

でも、里帰りなどどうしても連れていかなくてはならないときは、意を決して出かけるしかないでしょう。

その際には、すべてのスケジュールを赤ちゃん中心に立て、「疲れていないか?」「授乳は足りているか?」といったことを常に考えながら、できるだけ赤ちゃんに負担をかけずに移動したいですね!

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