ママは歯医者さん Dr.優子の子育て日記 Vol.4 「歯科医院に治療に行かないためにやったほうがいいことその2」

忙しいワーキングママが子どもの歯科治療で何度も歯科医院に通い、貴重な時間が減ってしまわないようにするためには①ホームケアを充実させる。②歯が出てきたら一度歯科医院を受診し、今後のお手入れ方法を聞く。③定期健診をかかさない。④歯科医院は「歯が悪くなったら行くところ」ではなく「歯を悪くしないために行くところ」である、というように考え方を変える必要(マインドセット)があります。

 前回は①と②についてお話させていただきましたが、今回は③と④について考えてみたいと思います。

 ③定期健診をかかさない、ですが、お子さんの場合、初めての歯が生えてから乳歯20本が生えそろうまでに2年半ぐらいかかります。また、混合歯列期(こんごうしれつき)といって乳歯と永久歯が混ざった状態が小学校入学前から中学1、2年生になるくらいまで続きます。混合歯列期は乳歯と永久歯が混ざっているので、歯が凸凹に並んでいます。そのため、歯磨きも難しくむし歯になりやすい時期でもあります。定期健診でその時々の歯並びで気を付けるべき所をチェックしてもらい、チェックしてもらったところに気を付けてホームケアを実践すればむし歯になるリスクが低くなります。また、万が一定期健診でむし歯が見つかったとしても、小さいむし歯であれば、治療回数も治療費も少なくてすみます。 

 ④歯科医院は「歯が悪くなったら行くところ」ではなく「歯を悪くしないために行くところ」、ですが、今現在むし歯や治療していない歯がある場合は、早めの治療をおすすめします。歯科医院に歯の治療に行く、というのは当たり前のことなので疑問に思う人は少ないでしょう。

 しかし、この考え方は一昔前の考え方で、今では歯科医院は「歯を悪くしないために行くところ」という風に考え方が変わってきています。

 むし歯は原因も治療方法も確率されている病気です。歯科医院は「歯の病気にならないためにどんなことに気を付けたらいいか」を歯のプロに聞きに行って、具体的な方法や自分にあったケア用品を買いに行く場所です。また、歯を悪くする原因を取り除きに行く場所でもあります。

 お子さんは自分の意志で歯科医院に行くことはできません。保護者に連れて行ってもらうしかありません。保護者の考え方と行動がお子さんの「歯の将来」を決めると言っても過言ではないでしょう。お子さんが将来「歯」のことで困らないように願っています。

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