保育園見学はこれでバッチリ!保育園見学で気を付けておきたい10のポイント
- 2021/10/9
- ママの時間


仕事復帰のための保活。日中子どもが過ごす保育園選びは、思っている以上に大変です。もちろん、入園を希望する保育園の情報収集はバッチリしているかと思いますが、実際に足を運んで見学することは大切です。今回は、保育園見学の手順、見学の時にチェックしておきたいポイントなどをまとめました。
また、「保育園と幼稚園のどちらにしよう…」と悩んでいる方にはこちらの記事がおすすめです!
保育園見学は常識?

保活激戦区の方だったら、もしかしたら「入園できたらどこでも良い」というのが本音で、保育園見学の必要性に疑問を持っている方も多いかもしれません。しかし、インターネットのHPやパンフレットの情報だけで子どもの保育園を決めてしまうると、実際通園した時、「イメージしていたのと違う!」と感じることがあるかもしれません。
せっかく入園が決まっても後悔することがあっては大変です。
保育園の場所、規模、公立私立、認証、認可、無認可など、写真や文章で判断できる情報もありますが、保育園および周辺の環境、保育士さんや園児の表情などは、実際足を運んで見てみないと判断が難しいものです。また、気になることを現場の保育士さんに直接質問できますし、育児についてのアドバイスも聞けるかもしれません。保育園の見学に行くことで、良くも悪くも新たな発見があるので保育園選びに役立ちます。
中には、保育園見学に来た場合のみに申し込みができるという条件付きの園もあります。保育園見学をしたことで、見学時に知り合った保活中の人と仲良くなり、情報交換をするようになったというケースも。連絡先を交換するところまではいかないまでも、心強い保活仲間との交流ができるチャンスも大いにあります。
保育園選びを迷っている人はもちろん、保活に不安を抱えている人や地域にあまり知り合いがいない人にも、保育園見学はメリットがたくさんあります。
保育園見学のタイミング

入園申し込みがいつでもできる保育園なら、入園したいと思ったらすぐに見学に行くことができますが、入園の申し込み期間が決められていることも。例えば、10月~12月と決められている場合は、入園申し込み時期前の7月~10月までに見学を済ませている人が多いようです。
出産時期によるかもしれませんが、入園を希望する年度前に申し込みをする必要がありますので、保育園見学についても入園申し込みとセットで計画しましょう。特に、仕事復帰の時期が早い人などは妊娠中から保育園選びをしていると思いますが、安定期以降の体調が良い時に行ってみましょう。保活を始めるのは早ければ早いほど、入園が決定するのも早い傾向がありますが、まずは健康第一で心と身体に余裕をもって計画しましょう。
保育園見学は通年できるところが多いですが、見学時期が決まっている保育園もありますので事前に確認しておくことをおすすめします。また、3月~4月は卒園入園で保育園がバタバタしている時期なので、ベストな時期とは言えないかもしれません。
保育園見学の予約をする前に決めておこう!
それでは、予約の流れを確認しておきましょう。
見学したい保育園選びをする

複数の保育園を見学したい!と思っている方が多いですよね。HPやパンフレットを見ながら、職場の駅から近い園、自宅から近い園、保育方針に魅力がある園、延長保育を実施している園など、気になる保育園を最低でも3施設はピックアップしておきましょう。中には、自分が納得できる保育園が見つかるまで探し回るツワモノもいますが、平均は3~5施設ほどという人が多いようです。
見学希望日を決める

保育園でイベントなどがあって見学できない日などもありますので、見学を希望する日を第3希望日まで用意しておくと安心です。
予約の電話をする

保育園の見学予定希望日を決めたら、さっそく予約をします。私立保育園などはは、HPから予約できる場合もありますが、ほとんどが電話です。電話は少し緊張しますが、質問事項をあらかじめ用意していれば大丈夫!!深呼吸~深呼吸!
見学の予約電話をする前に!

ポイントをまとめてみました!
見学時間と見学に行く時間帯
保育園見学時間は1時間くらいが多いようですが、保育士さんもお仕事をしながらの案内になりますから、保育園の規模や人数、勤務体制によって違います。園によっては、園長先生が案内してくれることも!?また、見学に行く時間帯は自分の希望より、園側の希望に沿うようにしましょう。「いつでも大丈夫ですよ!」と言われたら、朝の登園ラッシュが過ぎた朝10時くらい若しくはお昼寝時間帯がおすすめです。時間帯によって、園児や保育士さんたちの異なる様子を見ることもできますし、保育士さんとも比較的落ち着いて話ができます。
見学の際の持ち物
基本的には、筆記用具とスリッパなど自分が使う物だけで大丈夫ですが、他に必要なものがあるか聞いてみましょう。子どもがと一緒に見学に行く場合は、おむつや授乳用品など、普段のおでかけで持って行く持ち物を忘れずに~。
見学に行く人数
子どもと一緒に行こうと考えている場合は、連れて行っても良いかを聞いてみましょう。パパや祖父母の場合も同様で、その旨も伝えておくと安心です。今の時期は感染症対策で「最小人数で」と言われるかもしれませんが・・・
駐車場や駐輪場の場所
保育園に行くときに自転車や車を使う場合、駐車場や駐輪場があるか確認しましょう。園によっては、駐車場がない場合や敷地内から離れた場所にあるケースもあります。
送迎方法には様々は方法があります。天気や季節によって送迎の方法が変わる場合もしっかりと考えて保育園は選びましょう。こちらの記事では通園方法について詳しく紹介をしているのでぜひ参考にしてください!
定員に空きがあるかどうか
現時点で聞いたところで・・・なのですが。定員空き状況を含め、入園希望している時期の定員に空きがあるかも聞いておくと、のちのち申込みをする際の参考になります。
予約電話のときの話し方例

一般的な電話対応と共通することではありますが、相手が電話に出たら「お忙しいところ失礼します。私、〇〇保育園へ入園を検討している者で、〇〇と申します。」と、あいさつに続いて名前を伝えましょう。そのあとに「保育園の見学がしたいのですが、現在見学は可能でしょうか?」という要件を伝えましょう。
もしかすると、感染症予防で見学を実施していない園もあるかもしれませんが、一時的なことかもしれませんので、再開時期などがあるかどうかも聞いてみましょう。
予約を受け付けている場合は、見学希望日を伝えます。見学日程が決まったら、先程のポイントをし、最後に「それでは、〇月〇日の〇時に伺います。よろしくお願いします。」としましょう。保育士さんは忙しいながらも、子供を見守る優しい方ばかりですから、リラックスして電話しましょう。
さぁ~今日は保育園見学日!

保育園見学時にチェックしておきたいポイントをご紹介します。メモ帳やスマホに保育園ごとのページを作って、気が付いたことなどを記入していきましょう。
駐車場や駐輪場の有無、ベビーカーでの通園は可能か
見学予約の際に確認しましたが、見学に行くときと実際に通園するときの交通手段が違う場合もあります。また、迎えに行く人が自分だけとは限りません。ベビーカーの置き場所、駐輪場や駐車場があるか、または何台置けるかの確認は必要です。
園児、保育士の表情や雰囲気
園児が楽しそうに遊んでいるか、保育士さんの子どもへの接し方、園内の整理整頓・清掃状況などの仕事ぶりを見ておきましょう。目に見えて不安な箇所がある場合は、入園を見送る必要があるかもしれません。
お昼寝用の布団は誰が準備する?!

保育園でレンタルしている場合もありますが、自分で用意しないといけない保育園もあります。その際は、カバー類の持参が必要となるので、時間がある時に作ってみては?負担に感じる方場合は、候補から外した方が良いですね。
延長保育の有無

正社員やパートなど仕事の雇用形態で大分変りますが、とても大事なポイントです。何歳から延長保育ができて、最長は何時までのお迎えなのか。そこを踏まえて自分の仕事の予定を立てたり、前もって家族のサポートをお願いしたりと、何事も一人で背負わず周りの人たちにお手伝いしてもらいましょう。
教育理念

お行儀やマナーもそうですが、今は「食育」を重視される方も多いようですね。子どもたちの楽しみである保育園の給食はとっても大事で、無農薬野菜を使用したり、「もったいない」を教えてくれたり、はたまた園内に畑があったり!保育園ごとに様々な教育理念の下、子どもたちを大切に育ててくれます。ご自分の家庭教育理念に合った保育園を是非、見つけて下さい。
保育園を見学するときのマナー

保育園側がOKであれば子どもを連れて行っても大丈夫です。子どもは子ども同士が一番楽しいし、「今日行ったとこ楽しかった!行きた~い!」と言うかもしれませんね。たまに、逆の子もいるようですが…。お子さんを連れて行くのは「不安」と思われる方は、子どもを見てくれる人がいるなら、見学の時間だけでも思い切ってお願いしてみましょう。出産前は保護者だけで行くことになりますが、出産後の想像ができて楽しいですよ。
また、保育園見学に行くときに手土産は不要です。子どもがお世話になるかもしれないから…という親の思いがあるのは理解できますが、あまり気負わずに自然体で乗り切りましょう。
ここでちょっとだけ私の実体験を…。我が家の娘は、4月1日生まれで6月1日から保育園へ入園。妊娠8か月頃から3件ほど見学しました。当時、私はIT企業に勤めており、産前産後休暇は法令通りで、産休明けは毎日残業で県外出張も多々。2か月の娘は、首もすわっておらずベビーベットで寝てるだけですが登園は一番最初、お迎えは一番最後・・・私の顔より保育園の先生の顔を覚えてるんじゃないか、私が抱っこしたら泣き出すんじゃないかと、毎日不安な日々でしたが、先生たちに助けられ、クラスで一番のおチビちゃんと一緒に、私もママとして育ててもらいました。本当に感謝しています。あの保育園の先生たちと出会えて本当に良かったと!23年経った今でも、娘と二人で保育園に行きますよ。先生たちも変わらず迎えてくれます。皆さんにも、子どもと自分を成長させてくれる保育園&先生達に出会って欲しいです!
まとめ

たくさんの保育園の中から納得のいく保育園を選ぶことができれば、ママも安心して仕事に励むことができると思います。理想の条件を挙げればキリがないかもしれませんが、保育園の見学では、新しい発見がたくさんあると思います。子どもにとっても刺激が多いことだと思いますので、余裕をもってじっくりと計画を立ててくださいね。
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