こぐまちゃん絵本 おすすめとグッズの魅力をご紹介!
- 2020/8/19
- 親子の時間


大好きな、こぐまちゃん絵本!
「ママ、よんで!よんで!」子どもたちの声が聞こえてくるようです。
筆者も子育て中に何回も一緒に読んだ、こぐまちゃんの絵本。
そんな「ごぐまちゃん絵本シリーズ」は誕生50周年を迎えました!
今回は、みんなに愛されている、こぐまちゃん絵本の誕生から、おすすめの絵本とグッズ、そして、ある人気作品の知られざる秘密を紹介したいと思います。
ごぐまちゃん絵本誕生と魅力
こぐまちゃん誕生と創立者の思い

“こぐま社”より出版された「こぐまちゃん絵本シリーズ」は、絵本作家“わかやまけん”さんの作品です。
0~3歳対象のこのシリーズは、全部で15冊。
子どもの生活がテーマになっており、親しみやすく、世代を超えて圧倒的な人気があります。
こぐま社の創立者は、ミッフィーでお馴染みのディック・ブルーナの描く「子どもがはじめて出会う本」の日本版を作りたいと考えました。
そこで生まれたのが、こぐまちゃん絵本です。
太い線と、ぬいぐるみのようなキャラクター、明るい色づかいは、まさにブルーナの影響を受けていますね!
おすすめ絵本とグッズ
おすすめの絵本厳選3冊!
子どもが0歳のときから小学校低学年まで、『童話館ぶっくくらぶ』から絵本を届けてもらっていました。
子どもの成長に合った優れた絵本が、毎月2冊送られてきます。
送られたこぐまちゃんシリーズの絵本は、3冊。
厳選された絵本、ぜひおすすめします。
『しろくまちゃんのほっとけーき』
“しろくまちゃんが、お母さんと一緒にホットケーキを作ります。
卵を落として失敗しちゃうこともあるけど、がんばって作ります。ホットケーキが焼ける音がおいしそう!甘くて、いいにおい。
さあ、こぐまちゃん、一緒に食べよう!終わったら二人でお皿をあらおうね。
ホットケーキを食べるうれしさ、ホットケーキができる過程への興味、自分でつくるということの魅力がいっぱいです。
ぽたあん どろどろ ぴちぴち・・・の音は名作です!

『こぐまちゃんおはよう』
“こぐまちゃん、朝おきて、かおを洗って、はみがきして、あさごはんを食べて、金魚ちゃんにもエサをあげて、あそんで、トイレへいって、お風呂入って、おやすみなさい。こんなこぐまちゃんの一日”
「自主的に」「努力的に」「行動的に」という三つの大切なことを、自然に子どもに伝えている絵本です。
一日をすごしたこぐまちゃんと、その寝顔は、子どもと重なります!

『こぐまちゃんとどうぶつえん』
こぐまちゃん、おとうさんとおかあさんと動物園にいきます。しろくまちゃんもさそいます。色んな動物を見る二人には、たくさんの発見がありました!最後にお弁当を食べて、たのしかったね。
変だな、かわってるぞ、なぜ?こぐまちゃんたちの疑問によって、動物の様子をとらえているところが、おもしろい!
子どもって、こうやって成長していくのだなと感心させられます。

おすすめのこぐまちゃんグッズ3選
しろくまちゃん・こぐまちゃんおすわり
絵本の中から、そのまま出てきたようなしろくまちゃん、こぐまちゃん。
ちょこんと座れる、かわいいぬいぐるみです。
「ふたりいっしょがいいね。」

出典元:株式会社こぐま社
こぐまちゃんえほん おやさいクレヨンぬりえセット

大好きなこぐまちゃん・しろくまちゃんのぬりえと、おやさいクレヨンのセットです。
夢中になってぬっていたら、お口に入っちゃった!でも大丈夫。
国産のお米と野菜でできたクレヨンだから安心です。
「いっぱいぬろうね。」

お片づけに最適なお道具箱と、おやさいクレヨン定番色10色、
「こぐまちゃんえほん」オリジナルぬりえのセットの豪華セット!セット内容 /
■お道具箱
■おやさいクレヨン10色
(きゃべつ、ねぎ、ながいも、ごぼう、とうもろこし、ゆきにんじん、りんご、カシス、むらさきいも、たけすみ)
■A4サイズぬりえ5枚
■米油・ライスワックス・野菜粉末・食用色素

出典元:おやさいクレヨン公式オンラインショップ/mizuiro株式会社
こぐまちゃんランチトートバッグ
お弁当を入れたり、ちょっとしたお出かけのときに、ちょうどいい大きさです。
お財布と携帯をぱっと入れて、お買い物や子どものお迎えにGO!


出典元:株式会社こぐま社
最後に!こぐまちゃん絵本、ある作品の秘密とは?
「しろくまちゃんのほっとけーき」の秘密
このお話のラストには実は秘密があるのです。
今の絵本の、ラストの場面です。
「ふたりで おさらを あらいます
いっぱい たべたね
おいしかったね。」
ふたりでお皿をあらう絵です。
実は、26版までは、
「ふたりで おさらを あらいます
ほら あわの ほっとけーきだよ」でした。
あわでいっぱいのシンクと
お皿にのったあわが描かれていました。
なぜ差し替えになったのか?
それは、当時、合成洗剤による汚染が問題になったため、このように変更されたということです。
このような歴史があったのですね!

まとめ
みんなに愛される「こぐまちゃん絵本」。
読みたくなり、なつかしい3冊を引っ張り出してきました。
手に取ってめくると、子どもと過ごした時間を思い出します。
やさしくて、懐かしくて、涙が出そうな遠い記憶。
何気なしに、ソファの上に置いたままにしていたら、今年20歳になる息子がふいに手に取って、ぱらぱらとめくり始めました。
ぜひ、多くのお母さん、お父さん、子どもたちに手に取ってほしい「こぐまちゃん絵本」です。
