喪中のお宮参りは行っても良い?注意すべき点を要チェック!

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お宮参りは、赤ちゃんが誕生してから初めて行うイベントのひとつです。しかし、一般的なお祝い事は避けるべきとされている喪中と重なってしまった場合、どのようにすれば良いのか悩んでしまうと思います。喪中の考え方やお宮参りの基礎的な知識、喪中にお宮参りする場合の注意点などについてまとめました。

喪中にお宮参りはしてもいいのか?


喪中とは、約1年の間に喪に服す期間のことを指します。その中でも故人が亡くなった日から四十九日までを忌中といいます。忌中は特に故人の弔いに集中する期間とされており、お祝い事は避けるのが常識です。
また、喪中の期間もお祝い事は避けるべきであるとされています。しかし最近では、家庭によって喪中の範囲や期間が異なることがあります。忌中後であれば、お祝い事をしても構わないという考え方もあるようです。
お宮参りは子供にとって一生に一度のお祝い行事です。子供にとって祖父や祖母にあたる故人がお宮参りを楽しみにしていた場合は、その気持ちを尊重することも大切なのかもしれません。喪中にお宮参りをするのかどうかは、家族でしっかりと話し合って決めるのがベストでしょう。

お宮参りとは?

お宮参りとは、土地の氏神(うじがみ)様に我が子が誕生したことを感謝とともに報告し、今後の健やかな成長をお祈りする伝統的な行事です。お宮参りは一ヶ月を過ぎた頃が一般的ですが、性別や地域によって多少の差があります。事前に確認するようにしましょう。
お宮参りは正装の着物(祝い着)や赤ちゃんの外出用アイテムなど、準備しなければならないものがたくさんあります。生後1ヶ月を過ぎた頃は何かと慌ただしい時期ですが、準備を怠ってしまうと当日にバタバタと慌ててしまうので注意が必要です。

外出時に必要なセット

生後一ヶ月を過ぎた頃の赤ちゃんは、やっと外出することが可能になります。赤ちゃんにとって必要な持ち物を準備しておくことで、外でも赤ちゃんが快適に過ごすことができます。

・おむつセット(おむつ、おしり拭き、ゴミ袋)
・ミルク(粉ミルク、ミルク用の熱湯と白湯を入れたそれぞれの魔法瓶、哺乳瓶、授乳ケープ)
・着替え、おくるみ
・タオル、ガーゼハンカチ
・抱っこ紐


生後1ヶ月頃の赤ちゃんは、何度もおしっこやうんちをします。いつでもオムツを交換できるように、替えのおむつはもちろん、おしり拭きやゴミ袋も一緒に持参しましょう。粉ミルクをあげている場合は、粉ミルクと哺乳瓶、ミルクを作る熱湯と白湯は保温性の高い魔法瓶に入れます。また、母乳の場合は授乳ケープを用意すると授乳室のない場所でも授乳することが可能です。
また、赤ちゃんが汗をかいた時のために着替えは2着ほど準備しておくと便利です。タオルやガーゼハンカチは、よだれや吐き出したミルクを拭くときに必要になります。抱っこ紐は、神社の移動や参拝、御祈祷中など、赤ちゃんを抱っこするのに便利です。

初穂料

御祈祷を依頼する場合は初穂料(はつほりょう)を納める必要があり、金額の相場は5,000円~10,000円と言われています。しかし、初穂料があらかじめ決められている神社もあるので、ホームページ等で事前に確認しておくと良いでしょう。
初穂料を準備する際に、白い封筒やのし紙でお金を包む必要があるので、少なくとも前日には渡せるような状態に準備しておきましょう。

お宮参りで着る正装

お宮参りの正式な服装は、着物(祝い着)を白羽二重(しろはぶたえ)の上に着ます。男の子の着物は黒色や紺色、白等をベースに、龍や虎、兜などの柄が入っているものが定番です。一方、女の子は赤色やピンク色、オレンジ色などの明るい色に、花柄や鞠などのからが入っていることが多いです。
ただし、お宮参りの服装は着物以外でも問題ありません。最近では白色を基調としたベビードレスを着せて上からケープを羽織るスタイルも一般的になりつつあります。
家族の服装も主役である赤ちゃんに合わせてフォーマルにまとめると良いでしょう。赤ちゃんが和装であった場合でも、ママは授乳等を考慮してワンピースやスーツなどの洋装を選ぶとお世話がしやすくなるでしょう。

お宮参りで準備しておくと助かる持ち物

お宮参りの必需品ではありませんが、いざという時に持っているととても便利な持ち物を紹介します

日よけグッズ

お宮参りの時期が夏の場合や日差しの強い時期の場合は、日よけグッズが役に立ちます。赤ちゃん用の日焼け止めを塗り、帽子で日よけをしてあげましょう。

暑さ・寒さ対策

気温が高くなる時期にお宮参りをする際、センスや保冷剤を用意しておくと暑さを凌ぐことができるので便利です。
逆に寒い時期にお宮参りをする際は、防寒対策としておくるみやレッグウォーマー、靴下、帽子を準備しておきましょう。真冬になる場合は、ポンチョなどの防寒着を着物(祝い着)の上から着せてあげることをオススメします。

おもちゃ

お宮参りの待ち時間で赤ちゃんがぐずることがよくあります。御祈祷中は声を出してあやすことができません。そのため、おもちゃを準備しておくと安心です。

カメラ

一生に一度しかないお宮参りは、写真に残すことで大切な記念になります。バッテリー切れやメモリーカードの容量不足等で撮影できないという事態にならないように、予備のバッテリーやメモリーカードを忘れずに準備しておきましょう。
また、我が子の晴れ舞台をご家族で撮影するだけでなく、スタジオで撮ると更なる記念になります。

お宮参りの持ち物準備の際に注意する点

お宮参りに持っていく持ち物を用意する際には、ポイントを抑えて準備を進める必要があります。こちらを読んで準備をする際の参考にしてください。

急な気温の変化に対応できるようにする

外の気温が暖かくても神社の中は肌寒い、照り返しの中で参道を歩くと暑いなど、気温の変化が大きい場合があります。体温調整があまりうまくできない赤ちゃんにとって、急な気温の変化は負担になりかねません。赤ちゃんの体調を第一に考えて、気温の変化に対応できるように持ち物を準備しておきましょう。

荷物を分けておく

お宮参りの準備をする際は、必要なときに必要なものを出せるように荷物を分けておくことが大切です。おむつセットやミルクセットは取りやすい位置にする、初穂料は別のバッグに入れておくなど、荷物をあまり広げずに済むように準備しておきましょう。

お宮参りの持ち物のほかに準備すること

お宮参りでは日程などの基本的な段取りも重要です。赤ちゃんが生まれたばかりで忙しい時期かとは思いますが、時間に余裕のあるときに少しずつ準備を進めましょう。

日程を決める

お宮参りの正式な日程は、男の子が31日目か32日目、女の子が32日目か33日目とされています。ただし、正式な日程を守る必要はなく、1ヶ月検診を目安に日程を組むのが一般的です。
また、地域によって前後するケースもあり、「お七夜」や「お食い初め」など別の行事を一緒に行うところもあるとされています。
お宮参りの日程を決める際には、ご家族の都合がつきやすい土日・祝日などがオススメです。また、真夏や真冬という時期は、赤ちゃんや産後まもないママの負担になるので春や秋に日程を変更することも検討すると良いでしょう。喪中にお宮参りをするのが気になる場合は、時期をずらすのも一つの手です。

お宮参りの神社を決める

お宮参りは氏神様に我が子の誕生を報告し、健やかな健康をお祈りすることから、自宅の近くの神社を選ぶことが一般的ではありますが、どこの神社で行っても問題はありません。
里帰り出産をした土地の神社や、安産祈願で参拝した神社、思い入れのある神社など、参拝したいと思う神社を選択することも可能です。ただし、遠方の神社となると赤ちゃんとママに負担がかかってしまうこともあります。短時間で行ける範囲の神社にすることをオススメします。
お宮参りをする神社が決まったら、参拝のみ、または御祈祷をするかも決めておきます。参拝者が多い有名な神社や、土日・祝日、七五三などで混雑が予想される場合は、予約の取れない場合もあるので早めに予約をしておくと良いでしょう。

お宮参り当日の服装

お宮参りの赤ちゃんの服装は、正装の白羽二重やベビードレスを着せましょう。白羽二重やベビードレスの上に着物(祝い着)を着せるので、夏場は赤ちゃんの体温が上昇してしまわないように注意が必要です。赤ちゃんが少しでも快適に過ごせるように、夏場はなるべく薄手のベビードレスや産着といった軽装を心がけましょう。
冬のお宮参りは正装を着せることに加えて、帽子や靴下などでしっかりとした防寒対策をしておくと安心です。
一方ママの服装は、訪問着や色無地の着物、スーツ、ワンピース等が一般的です。着物の色は淡い赤色やピンク色、スーツやワンピースでは黒色や紺色、ベージュ色等の落ち着いたカラーリングが人気です。赤ちゃんがお腹を空かせてぐずった時のために、授乳口のついた服を選択するのも良いでしょう。
そして、赤ちゃんやママが和装でも、パパの服装はスーツを着るのが一般的とされています。カジュアルなスーツではなく、黒色や紺色、灰色などのスーツを選びましょう。

写真撮影・お食事会の準備

お宮参りを終えた後に、写真撮影や食事会をするご家族も多くいます。写真撮影をお願いするスタジオは、街の写真館や写真スタジオから選ぶのが一般的です。
写真館によっては着物(祝い着)の無料レンタルなどのキャンペーンなどが付いている写真館もあるそうです。
また、お宮参りを終えた後にお食事会を自宅やレストランで行う方も多いようです。レストランは準備や片付けの負担がなく、ママの気分転換にもなります。レストランを選ぶ際には、個室か大部屋といった部屋のタイプ、授乳場所の確認をしておくと良いでしょう。
一方、自宅は周りの目を気にすることなくリラックスできる上に、赤ちゃんの体調に合わせることができます。自宅で食事をする場合、ママの負担にならないように、祝い膳を注文するのがオススメです。
また、レストランや自宅に関わらず、お祝い用のお赤飯や尾頭付の鯛などを用意しましょう。

喪中のお宮参りで気をつけるポイント

神社は神様が祀られている聖域です。神道において、死は穢れ(けがれ)という考え方があります。その中でも忌中は穢れのある期間とされています。忌中に神社に行く行為は穢れを持ち込むという行為に値するので、この期間に神社にお宮参りすることは避けるのがベストです。
忌中後であれば喪中であっても神社への参拝は可能ですが、神社によって考え方が異なる場合があります。念の為、お宮参りを予定する神社に事前に確認しておくと良いでしょう。
また、「喪中に鳥居をくぐってはいけない」という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。しかし、これは誤った考え方です。喪中に神社に参拝してはいけないという勘違いによって広まった迷信であるとされています。
鳥居は、聖域への入り口としての役割を持っています。そのため、神社へ参拝するときは喪中であったとしても鳥居をくぐることは正式な作法です。
なお、お宮参りは一般的には神社で行うとされています。しかしお寺の方が縁深い場合はお寺で行っても問題はありません。ちなみに、仏教では死に対して穢れといった負の考え方はないので忌中であっても参拝することが可能です。

喪中でのお宮参りは家族でしっかり話し合いましょう

喪中にお宮参りなどの祝い事の行事を行うかどうかは家庭によって異なります。赤ちゃんの誕生は喜ばしいことなのですが、悲しみがまだ癒えていない時期に無理をして行うことはありません。
正式なお宮参りの時期にこだわらず、家族の考え方や故人の想いを尊重して、よく話し合って決めるのが良いでしょう。

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