コロナで小学校の行事が激変!?運動会は?発表会は?修学旅行は?工夫できることできないこと

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コロナ禍も2年目に突入し、子ども達もガイドラインに沿った感染予防をしながらの通学にだいぶ慣れてきました。2020年度、1回目の緊急事態宣言の際にはやむなく中止していた運動会、修学旅行、発表会などの学校行事も、徹底した感染予防対策と三密を避けた形式など色々工夫されて開催されているようです。

外出自粛を余儀なくされている中、学校行事が開催されているのは助かりますが、やはり、感染予防対策は気になるところ。今回は、学校行事がどんな対策や工夫で行われているかなどを検証してみました。

スリム化して行われる学校行事

本来学校行事では、日々子どもが学習していることを発表する場として、保護者や地元の教育関係者など、たくさんの人が集ります。今はコロナ禍で、芸能人が出演するイベントやコンサートはコロナ禍で自粛ムードではありますが、家庭のアイドル・わが子の晴れ姿が見れる学校行事だけはなんとか開催してもらいたいという想いを持つのは、子どもの成長を楽しみにしている保護者なら当然ではないでしょうか。

最初は面倒くさがっていたマスク着用や手指の消毒も、子ども達はもはや当たり前で「常識」として受け入れ、日々我慢を我慢と思わずに過ごせるように成長しています。様々なストレスを抱えながらの学校生活を送る子どもたちを見て、学校側も、子ども達の晴れ舞台となる学校行事を、できる工夫や感染予防対策をしながらなんとか開催しようという意気込みが見られます。

入学式、卒業式は来賓数、保護者の人数を制限

まず、小学校に入って初めて行われる学校行事が入学式ですよね。2020年度の入学式、つまり今の小学2年生の入学式は、1都3県では第1回目の緊急事態宣言で学校が休校になっていたこともあり、感染者が少なかったりいなかったりした県では入学式を延期して行った小学校もありますが、入学式を中止としていた小学校が多数でした。

緊急事態宣言下でも休校になることが少なかった2021年度の入学式は、来賓を招かないという対策は取られたものの、多くの小学校で保護者も参加しての入学式が行われました。スピーチを短くするなど、式が短時間で行われるように工夫や対策も取られたようです。これまでの入学式とは違うかもしれませんが、言い方を変えれば、良い意味でのコンパクト化ができたとも言えますし、新しい形の入学式が見られた、そんな感じもします。

運動会は午前中のみの開催、お弁当なしが多数

5月ころから各地の小学校では運動会が行われますが、新型コロナウイルスの変異株の蔓延、感染者数増加を抑えるための緊急事態宣言の延長などがあり、例年通りの運動会を開催することは難しい状況があります。感染予防の観点からいうと、運動会の開催を中止するのが一番ではありますが、子ども達が楽しみにしている年に一度の特別なイベントですから、中止を決定することも簡単なことではありません。可能である限り行事を開催していきたいという学校側、そして開催してほしいという家庭側の声も相まって、感染予防対策を十分にとりながら運動会が行われています。

しかし、運動会を開催したほとんどの学校は、保護者など見学者の制限、または見学自体を禁止するという対策を取っていました。午前中のみの短縮プログラムを組み、お弁当タイムは取らないことで三密は回避できます。しっかりとした感染予防対策をとったガイドラインに沿って行われるならと、開催への反対する声も多くは聞こえませんでした。

運動会の見学で一番頭を悩ませる「場所取り問題」が発生しなかったという声も多く、見学者の入場規制は悪い面だけではなかったようです。場所取り問題は年々加速化していた問題でもあったので、一旦問題が休息を迎えることができたのは逆に良かったかもしれません。

それでも保護者などの見学者制限は、毎年家族で運動会を楽しみにしている家庭からは残念だったという声も聞かれますが、対策として、運動会のようすをWEB配信していた学校もあったようです。三密を完全に避けながら子どもの運動会を応援できる運動会のWEB配信というのは画期的なアイディアですし、介護などで家を空けづらい保護者にも喜ばれたようです。コロナ禍が収束した後もやって欲しい人も多そうですが、まだまだ一部のみが利用している取り組みなので、これからたくさんの小学校で広まっていって欲しいと思います。

運動会を縮小して開催する学校も多く、運動会という形ではなく、スポーツ大会に形式を変更して開催した学校もあるようです。地域のガイドラインに沿った形の縮小開催で、感染リスクを最大限に抑えながらの苦肉の策と思われます。それぞれのガイドラインを守りながら緊急事態宣言下で行われる運動会、これからもさまざまな工夫とあっと驚くアイディアも見られそうですね。

修学旅行は延期、中止。または行先変更

小学校の修学旅行の目的地はそんなに遠い場所に行くことはないかもしれませんが、それでも、都道府県を跨ぐ移動となる場合も多いですよね。そのため、緊急事態宣言中に修学旅行を予定していた学校は、修学旅行の日程延期をせざるを得なかったようです。

特に、北海道、東京、大阪、広島など観光地として有名で修学旅行先に選ばれてきた場所に限って新型コロナの感染者が多く、緊急事態宣言が延長となっているため、修学旅行を予定していた小学校はもちろん中学校や高等学校が、感染予防から修学旅行の延期や中止をやむなく決定するケースがあとを絶ちません。

また、修学旅行の日程を延長せず、感染者数が少ない地域に修学旅行先を変更する小学校もあります。感染者数が少なく、観光地や市街地から離れた自然豊かな場所で、クラスのみんなとのんびりと散策したり、テニスやゴルフを楽しんだりした小学校もあるようです。

遠足、合宿は縮小

林間学校などの宿泊を伴う学校行事は、日帰りで行われるなど縮小されて行われているようです。食事はもちろん、お風呂や寝るときはマスクを外すので、その際の感染リスクを回避した形が取られます。

コロナ禍における学校行事に関するガイドラインって、誰が決めているの?

学校運営全体のガイドラインは文部科学省が定めています。それをもとに都道府県、さらには市区町村、市区町村の教育委員会などが小学校行事を行うためのガイドラインを作っています。

都道府県や市区町村でそのときの感染状況・感染レベルは異なるので、状況を見ながら地元の機関がさまざまな判断をし、ガイドラインを組み立てられているということです。

そのガイドラインは、読んだことがある方はわかると思いますが、非常に細かく策定されていることがわかります。

運動会など学校で行われる行事のほか、スポーツ大会や各種イベントを行う際には、やはり地域のガイドラインに沿った感染予防対策を、イベントの主催者が策定し、市区町村に許可を得る必要もあります。

もちろん学校行事も文部科学省、各都道府県、そして各市区町村、主催する学校までそれぞれのガイドラインが守られています。そのようにして安心して子ども達が学校行事に参加できるよう、細心の注意を払って行われているのです。

学習発表会、授業参観日も縮小して行われている

学習発表会や授業参観日も、三密のリスクが高まる学校行事です。

2020年度は授業参観日も中止にする小学校が多かったのですが、2021年度に入ってからは検温、マスク着用、手指の消毒、など基本的な感染対策を徹底しながら、参観する人数を制限するため時間交代制を採用するなど、三密を避ける工夫をしながら行われていることが多いようです。また、感染者数が少ない地方などでは、感染者数が多い首都圏や都市部への訪問歴がある保護者の参観を控えてもらっているようです。

学習発表会も、三密を避けるために時間交代制を採用している学校が多いようです。自分の子どもの学年の時間になったら、保護者が入れ替わるという方法です。

なるべく三密を避けるために工夫された方法ではありますが、人が少ないため、運動会のように場所取りをしなくても動画を撮りやすかった、ゆっくり前の方で見られた、など、なんとなくプラスになったことも多かったようです。

まとめ

2020年、特に前半の頃はまったくの未知のウイルスである新型コロナウイルスに翻弄された1年でした。日本国民に愛されたコメディアンの志村けんさんの命も奪った新型コロナウイルスは、日本国民だけではなく世界中が恐ろしさで震え、学校は何か月も休校になり、学校行事どころではなかった、という記憶です。

しかし2021年になると、新型コロナウイルスに対しての特性などがはっきりし、ガイドラインをしっかり守って行動すれば、クラスターが起きるリスクというのは限りなく低くなるということが分かってきました。学校行事もガイドラインに沿った対策で無事に執り行われることがほとんどです。行事によって縮小や短縮を余儀なくされてはいますが、あながちデメリットばかりではなく、むしろこれからコロナ禍が終わった後も続けていきたい工夫や取り組みもあったかと思います。

しかし、これからまた夏にかけて、新型コロナウイルスの感染と合わせて、熱中症対策も必要になってきます。マスクをしていると熱中症のリスクも高まり、ウイルスと熱中症、どちらの対策を優先するかが大変悩むところです。

医療従事者、高齢者、16歳以上の人という順番でワクチン接種は行われ始めていますが、小学生以下の年代がワクチンを接種できる予定はまだ立っていません。小学校の行事は、子ども達のワクチン接種が完了するまでいろいろな対策を行いながらも開催されるとは思いますが、行事によっては縮小や中止の可能性もまだまだ出てきます。感染も心配ですが、子ども達が学校生活を楽しんでもらえるように、親たちも色々工夫していきたいですね。

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