育児に仕事、家事も…ワーママのギリギリなスケジュール救済法。『ラクしながらちゃんとしたい』

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『結婚して子供を産んでも仕事は続けたい』という希望は叶えられているけど、毎日朝から夜寝るまで分刻みのスケジュールに追われて最近疲れている…ということはありませんか?自分もワーママとして頑張っている方だと思うけど、さらに過酷なスケジュールをこなしていたり、ファッションや美容に時間やお金をかけてキラキラしているワーママブログを見かけたりすると、なんだか自分にふがいなさを感じてしまうことってありますよね。

落ち込んでいる暇はないのに、どうしても疲れて家事も育児もやる気が起きない、そんな状態のワーママに向けて、元気に仕事と育児・家事を両立してがんばれる方法をご紹介します。

近年のワーママ率の増加に比例して、家事・育児に疲れたワーママが増加!

男女共同参画プランの推進などで、年々働く女性人口は増加傾向にあり、結婚・出産を経たあとも仕事を継続するのが当たり前になりました。出産のために会社を退職した場合でも、産後1年~5年後までにはほとんどのママが再就職やパート勤務で仕事復帰しています。これは、平成時代から目立ってきた少子高齢化による労働力不足も相まって、小さい子どもがいる家庭も共働きすることが当たり前になってきたことも理由として挙げられます。

仕事をしたい、社会とつながりを持っていたい、という理由で働くママも多いものの、本当は専業主婦として家庭を守りたいけど、日々の生活費や今後のしかかる教育費、老後資金のために働くママが多いのも事実。お金のためだけに働いている場合は好きで働いている場合と違って、精神的、身体的にも無理をしているので、『疲れた』という声が出てしまうのは当然です。

仕事が好きで働きたくて働いている場合でも疲れるのは同じかもしれません。男女の格差を無くする会社が増えていて、小さい子どもがいるワーママも役職に就くことが多くなり、仕事のプレッシャーや責任が重くなってきています。女性も結婚・妊娠で出世を諦めずに頑張れる環境が作られているのは歓迎ですが、メリットばかりではなかったといえるのではないでしょうか。

まだまだ家事・育児はママの役目!

男女平等・同権社会とは言われるものの、日本の場合、育児や家事はまだまだ女性が重きを担っているのが現状のようです。結婚前は「家事や育児を手伝う」と夫は言ってくれていたけど、夫の職場環境が変化して残業するようになった、または役職に就いて帰りが遅くなった、ということもよく聞きます。その流れで、自然と家事や育児はママの役割になってしまっている家庭が多く見られます。

しかし、ただ仕事をしている12時間と、家事・育児をしながら仕事をする12時間、疲労度合はどのくらい違うと思いますか?数字で見れば大したことのない差とはいえ、実際感じる疲労度というのは、目に見えないため分かりにくく、数字や数値で表すことができません。また、表面的にはわからないからこそ、実際に感じる『疲れ』は大きく感じるのです。

子育てをしていると、子どもが熱を出す、学校や保育園の行事が重なるなど、スケジュール通りに事が進まないことも多々あります。自分で立てたスケジュール通りにいかない、自分の思い通りにいかないことは、思っているよりメンタルにストレスがかかっているもの。さらにその辛さが分かってもらえない状況であるなら、心に受けている傷はさらに深くなるといえます。

もし、頑張っているのに認めてもらえないという状態であるなら、勇気を出して「つらい」という言葉を声に出してみることも必要です。自分が疲れていることを自覚して、自分の頑張りすぎを止めることをおすすめします。

疲れたときは、家事・育児のサービスを利用しよう

炊事洗濯、掃除など家事も完璧を目指して頑張っている、というママの場合ですが、疲れたときくらいは家事の手抜きも許しましょう。家族で囲むおいしい食事は家庭円満の秘訣かもしれませんが、ママの健康を害してまでごちそうを作る必要はありません。それに、手抜き料理が思いがけず家族の評判が良かった、という話もよく聞きます。

また、買い物の手間が省ける食材宅配サービスもおすすめです。おなじみの生協には、冷凍食品とは思えないクオリティの商品も多いので、いざというときのおかずストックには最適です。最近増えてきている食材宅配サービスのヨシケイやオイシックスは、献立のレシピと一緒にメニューの食材を使う分だけ配達してもらえます。カットや下ごしらえが済んだ状態でも頼めますし、食材の買い忘れや食材のロスも少なくなるのも助かる点だという声が多いです。ヨシケイは最近、お弁当の宅配も好評。栄養バランスの取れた1人分のおかずのみ1食分(3品)が350円程度からと、リーズナブルな価格で利用できるのが人気のようです。

忙しくて外食が続いてるとき、疲れて休みたいときのワーママの味方として、食材の宅配サービスも上手に利用してみてくださいね。

掃除も小さい子どもがいると、少し気を抜いただけで手が付けられない状態になってしまいますが、疲れた日などは無理をせず体を休めることをおすすめします。家事代行サービスや、清掃サービスを利用してでも、休む時間は大切にしましょう。疲れている時に無理をして頑張っても、普段通りの実力は出せません。思い通りに体が動かないとそれがストレスとなってしまい、さらに疲れがどんどん溜まって、本来できていたこともできなくなるという悪循環に陥ってしまうこともあります。そうなる前、限界が来る前に、疲れた体や気持ちの『リセット』に努めましょう。気分が変わって気力が戻れば、仕事や家事の効率も上がります。疲れているときは無理せず休むなど、勇気を出して『頑張らない』選択をしてみましょう。

思い切って働き方を変える

色々な対策を取っていても仕事と家事・育児の両立が難しいと感じた場合は、働き方を変えるという選択も必要になります。時短勤務を選べる、負担の少ない部署への異動が可能な職場なら、制度を利用して働く環境を変えることもひとつの方法です。それができない職場の場合、思い切って仕事を辞める、という選択を取るワーママも少なくありません。

以前は、子育てしながら仕事も続けたいという『理想』があったでしょう。もちろん仕事もそうですが、子育てというのは見た目より体力も気力も相当消費する事業です。上手に仕事と家事・育児を両立しているワーママもいますが、その人はその人、自分は自分。仕事内容も家庭環境も違いますので、上手にやっている人と自分を比べてもムダと思ってやめましょう。理想を現実にできなかったと認めるのは、悪い事ではありません。これは妥協や挫折ではなく、変化。変化を受け入れていくのは勇気が要ることですが、勇気を出してみた後には成長した自分が待っているものです。先が見えなくて不安かもしれませんが、まずは仕事・家事・育児に疲れた自分を癒すことを第一に考えましょう。

在宅ワークを選ぶワーママが増えている!

実際多いのが、会社やパートを辞めて在宅ワークを始めたという例です。在宅ワークは文字通り自宅で仕事ができるので、通勤の手間や時間も省けますし、仕事の合間に家事をすることもできます。子どもの体調が悪いときも仕事をしながら看病も可能というのが、ワーママにとってうれしい点ではないでしょうか。

実際、2020年からのコロナ禍でテレワークが普及し、事務職や技術職の人は自宅で作業ができる環境も整ってきているので、会社員はもちろん、登録型の派遣でも在宅勤務で働いている人が急増しています。

また、企業に所属するのではなく、これまでの社会人経験を生かして個人事業主になったり、フリーランスのクリエイターやライターとして活躍したりするワーママも増えているようです。家庭の事情などでやむを得ずに始めてみた在宅ワークが、会社員時代よりやりがいを持ってできている、という声もあります。会社員やパート勤務に比べて収入面などの波はあるかもしれませんが、無理せずに働ける点が在宅ワークの大きなメリット。もし今の状況に合う働き方に在宅ワークがあるなら、ぜひ転職先の候補のひとつに入れておいてください。

頑張っているワーママへのプレゼント。喜ばれるアイテムは?

ママ友、同僚のワーママへプレゼントには、少し高級な入浴剤やバスソルト、フェイスマスクなどの『癒し』のアイテムをプレゼントすることをおすすめします。やはり、日々こなすべきスケジュールが山盛りのワーママへのプレゼントには、癒しのアイテムが喜ばれます。そのほか、ヘッドスパ、エステサロンのチケットも重宝されているようです。実用的なアイテムでプレゼントしたい物もたくさんありますが、残る物は結局片付けやゆくゆく処分の手間が増えることもあり、前者のような残らない物がプレゼントとして選ばれる傾向があるようです。

子どもの時は母の日に、『肩たたき券』『お手伝い券』などをプレゼントした記憶があると思いますが、まさにワーママが欲しいのは、そういうサービスかもしれません。家事代行サービス、食材や料理の宅配サービスをプレゼントとして考えるのもいいかもしれませんね。

まとめ

仕事、家事・育児に忙しく、自分のことは後回しにしているワーママさんには、ぜひ癒しの時間を持って欲しいと感じます。

先輩世代、さらには親世代が必死になって仕事と家事・育児を両立させている姿を身近で見てきたから、自分も頑張らなきゃ…と、無理をするのも禁物です。特に親世代とは育ってきた環境や仕事の内容、社会のしくみもだいぶ違いますので、自分が親と同じにできないと落ち込むことはありません。ピンチはチャンスという言葉がありますが、今までのやり方を変えられるチャンス、何か新しいことを始めるチャンス、とポジティブにピンチを乗り切っていきましょう。

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