夜泣きはどうやって乗り切る?つらい夜泣きとの付き合い方。1歳~3歳の夜泣き原因&対処法も

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新生児くらいの頃は仕方ないことだと割り切って頑張っていた子どもの夜泣き。だけど、生後半年、1歳になっても夜泣きが収まらない、さらには、1歳2歳から突然夜泣きが始まってしまうと、一体いつになったら夜ゆっくり眠れるようになるのか不安になってしまいます。しかし、夜泣きは脳の成長に関連する原因があると分かっており、夜泣きにはプラスの要素もある、という考え方もあるようです。とはいえ、なるべく夜泣きを改善できる対処法があるなら試してみたいですよね。また、夜泣きの原因を知れば、夜泣きとどう向き合うかもわかってくると思うので、ぜひ読んでみてください。

新生児~3か月頃の夜泣き原因&対処法

新生児~3・4か月ころの赤ちゃんの場合は、夜中でもお腹が空いてしまう、おむつの汚れが気になって起きてしまう、という生理的な理由が主な夜泣きの理由にあります。こちらの対処法としてはおむつ替えやミルク・授乳で対処できるので、比較的悩むことは少ないですよね。

また、この時期の赤ちゃんはまだ、昼と夜関係なく眠ったり、活動したりを短い時間のサイクルで繰り返しています。体内時計も未発達のため、朝起きて夜は寝る、というリズムはもちろんできていません。対策として有効なのは、朝起きて、昼に活動し、夜はゆっくり休む、という生活リズムを崩さないということ。夜泣きで昼夜逆転の生活になってしまっている場合でも、できる限り朝の決まった時間にカーテンを開けて、太陽の光を浴びることを習慣に取り入れましょう。

日光を浴びると、体内でビタミンDが作られます。このビタミンDは『メラトニン』『セロトニン』というホルモンの分泌も促進してくれます。日光(朝日)を浴びて分泌されるこの2つのホルモンが、一日24.2時間という体内時計を、24時間にリセットしてくれるといわれています。また、メラトニンは夜眠るときに睡眠を促す、免疫機能に作用するなど、重要な役割を担っているとのことです。もうひとつのセロトニンは別名『幸せホルモン』と呼ばれており、心の安定を保つ機能を持っています。セロトニンが不足するとストレスがたまりやすくなり、自律神経が乱れるなるといった症状が現れやすくなります。大人にも共通することなので、生活のリズムが乱れている場合は実践してみましょう。幸せホルモンの分泌が促されると、日中の体の調子も良くなってくる感覚が得られるはずです。日中活発に活動できれば、自然と夜まとめて眠ってくれるようになるでしょう。

日光を浴びるという対策で注意したいのが、UVカットアイテム(日焼け止め)の使い方です。紫外線は浴びすぎも良くありませんが、全く紫外線を浴びないのもビタミンDの生成がされない原因となります。昨今の子どもは日焼けを気にするあまり、ビタミンD不足であるというデータもありますので、注意してみてくださいね。

生後4~半年頃の夜泣き原因&対処法

寝返りをうち、お座りができ、さらに目や耳が発達して外部から得られる情報も増えてくる時期。身体的な発達とともに、得られる情報による刺激も急激に増えてきます。夜寝ている時、脳は体験したことや受けた刺激を処理しているため、この処理に脳が追いついていけないことが夜泣きの原因になっていることも多いようです。こちらも生理的現象に近いといえるため、対策としては不安に寄り添って上げる気持ちで、授乳・おむつ替えとともに、抱っこや子守歌で安心させてあげることが大切になります。日中の刺激が原因のひとつだからといって、日中何もしないで放置というのは本末転倒です。確かに赤ちゃんにとってはお散歩やママとのコミュニケーションは刺激のひとつなのですが、子どもの発達には刺激が必要。夜泣きがひどいと夜の睡眠が不足して成長・発達に影響するのではないかと不安にもなることもあるかと思いますが、刺激を受けて成長しているからこその夜泣きという認識も持って乗り切りましょう。

生後半年~1歳くらいまでの夜泣き原因&対処法

この時期も脳や心の成長に関連する原因が主です。離乳食も始まって体力もつき、少しずつ体内時計の調整もできてくることで夜まとめて眠ってくれることも多くなったと感じる時期でもあると思います。この時期に夜間断乳や卒乳を開始することも多くなりますが、赤ちゃんによってはその習慣を絶たれることにストレスを感じて、夜泣きがひどくなるパターンも少なくないようです。虫歯などいろいろな心配がありますが、母乳でもミルクでも、授乳はママやパパとのスキンシップ・コミュニケーションの時間でもあります。中には、卒乳で夜泣きがなくなった、というケースを聞くこともありますが、すべての子どもに合うやり方とは限りません。抱っこや授乳は栄養だけではなく安心感も得られるということがありますので、卒乳は赤ちゃんの成長具合やその子に合ったペースをみながら行っていきましょう。

1歳の夜泣き原因&対処法

卒乳、離乳食も最終段階となり、歩き始めや言葉を話し始める子どもも多い時期です。

夜寝ている時の脳の活動が活発であることは変わりなく、そのため夜泣きが激しくなった、または始まってしまったというケースも多いようです。実際、1歳過ぎた頃の夜泣きが一番ひどかった、ピークだった、という声が多いのも事実です。保育園に通い始める子も多く、いろいろな刺激や不安が増えるのは仕方がありません。ここでの周囲による『かわいそう』という同情などのお節介が原因になる場合もあるので、夜泣きを心配し過ぎてしまうのも注意です。夜泣きしてかわいそう、いろいろなストレスがあってかわいそう、という態度で接してしまうと、敏感で賢い子どもはそれをそのまま受け取ります。脳や体の成長に伴うストレス、社会生活をするために必要なストレスに関しては、きっと乗り越えられると子どもの強さを信じてみるのも大切なことかもしれません。

しかし、対処法はないということはなく、日中に公園へ行って体をたくさん動かす、お昼寝の時間を調節するなどの対策で、夜泣きが改善したという例もたくさん聞きます。毎日の小さな積み重ねは必要で、朝起きたら朝日を浴びる、規則正しい生活を心がけるなどの対策も続けながら、1歳の子どもが夜ぐっすり眠れる生活リズム作りをしてみてくださいね。

2歳の夜泣き原因&対処法

こちらも、生活リズムの乱れ、日中の刺激による脳の発達が関連することが夜泣きの原因になっていることが多いようです。1歳児の頃より力も強くなり、2歳児特有の反抗期(イヤイヤ期)も重なって、寝かしつけにもこれまで以上に対策には苦労しますよね。

しかし、無理やり寝かせる、ぐずっているのを放置する、というやり方は避けた方がいいかもしれません。たしかに、放置すればいずれ諦めて寝てくれるのですが、放置している間に事故が起きないとは限りません。パパやママがイライラしないための対策の放置を、ぜひ『見守る』という視点にシフトしていってください。これは、向き合うとか、受け入れるとか、寄り添うという意味に似ていて、そんな姿勢を取ることで、子どもの気持ちにも変化が出てくることもあります。また、夜寝る前のルーティーンにスマホで遊ぶ、テレビやアニメを観る、という手段を取っている場合も習慣の見直しが必要です。スマホゲームなどで寝る前に脳を刺激してしまっていることが、2歳の夜泣き原因になっていることも少なくないようですので、スマホゲームの時間を絵本の読み聞かせにチェンジする対策も一度試してみてください。また、反抗期のため、日中怒られたり叱られたりしたことを思い出して夜中泣いてしまうこともあるようです。そうゆう場合などは、半分寝ている状態(寝ぼけている)ことが多いので、一旦電気をつけて起こしてあげると夜泣きが収まってくれることが多いです。慌てず様子を見ながら対策をとってあげてみましょう。

3歳の夜泣き原因&対処法

3歳以上になっても夜泣きが続いている子どもも珍しくはありません。一人でできることがいろいろ増えてきますが、大人と比べるとまだまだ睡眠サイクルは発達していないこともあります。だいたいの子どもが幼稚園や保育園に通い始めていますので、環境の変化、お友達との関係に不安がないかという点にも注目しながら、慌てず見守っていきましょう。

しかし、中には子どもの不眠症、睡眠時無呼吸症候群、夢遊病、夜驚症(やきょうしょう)などの疾患が隠れている場合もあります。子どもの2割がなんらかの睡眠障害を経験すると言われているのは事実です。病院での受診が必要なケースはまれですが、心配で仕方ない場合は小児科や自治体の子育て相談窓口で相談してみましょう。

夜驚症(夜驚症)についてくわしく

2歳児~学童期に起こりやすいといわれ、その時期の1~6%の子どもに症状が現れているようです。眠っていたのに突然泣き叫ぶ、強く興奮して暴れだすなど驚くような行動をしたかと思えば、5分ほどで落ち着いて何もなかったかのように眠ってしまう、といった症状を起こします。そのうちの3分の1の子どもには、突然起きだして家の中を歩き回るなどの『夢遊病』が現れるようです。夜驚症、夢遊病は子ども本人に自覚はなく、多くの場合は一時期だけで自然に治っていきます。この症状も脳の発達に関連することが原因なので、慌てずに様子をみていてください。

しかし、心配なのは長期に続く場合です。パパやママの睡眠不足、危険な行動を取る、子ども自身の睡眠不足が見られる、症状が悪化の一途をたどるなどの場合は、小児科を受診する必要があります。症状によっては睡眠導入剤、興奮を抑える漢方薬が処方されますので、子どもの夜驚症で悩んでいる場合はひとりで抱えず、専門家に相談してみてくださいね。

まとめ

夜泣き対策をひとりで行っている場合、なかなかうまくいかずに疲弊してしまうことも多いかもしれません。親だから、大人だから、自立しなきゃいけないから、頑張らないといけないという気持ちは立派ですが、誰にも頼らないことが自立とか立派な親という意味ではありません。夜泣きで悩んでいる親がダメな親でもありませんので、夜泣きでしんどくなってしまったときは、パパ、実家の親、行政の子育て相談窓口などでつらいことを話していくようにしましょう。

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