保育園と幼稚園はどう違う?子どもの特徴に合った園選びのコツから、プレ園児ママの悩みの対処法まで

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保育園・幼稚園に入園を控えているけど、発達やしつけは大丈夫かな?もうすぐ年少さんの年齢だけど、おむつ外れ以外に年少さんが超えておくべき発達課題にはどんなことがあるんだろう…などと悩んでいるママも多いのではないでしょうか。そもそも、保育園や幼稚園、どっちにしたらいいのかわからないし、何歳児クラスまでに入園するのがいいのかなど、本当のところはどうなの?ということがたくさんありますよね。今回は、入園を控えた年少さんの特徴やできること、発達についてなどの心配になりがちな事柄、ママたちがひそかに感じている不安についてもまとめてみました。

保育園や幼稚園は、何歳児クラスからでも入園できるか?

結論から言えば、保育園も幼稚園も何歳児クラスからでも入園は可能です。義務教育は小学校からなので、幼稚園や保育園は絶対に通わせなければいけないという義務はありません。そのため、家庭の事情などで年少組ではなく年中組から入園する子もいますし、園の定員が空いていれば、入園するのは何歳児クラスからでも大丈夫なのです。

中には保育園の待機児童問題もあり、年少の年齢で保育園に入園ができなかったという経緯の方も多いです。仕事をしていてどこかに入園する必要がある場合、預かり保育をしてくれる幼稚園をやむを得ず選んだという方も多いようですが、ママが専業主婦の場合や、子どもがママやパパと離れ離れになることを極端に嫌がる場合など、特に入園を急いでいないなどの理由があるときは、幼稚園でも年中さんから入園する子も少なくありません。しかし、小学校入学までに集団生活に慣れるためにという理由で、遅くても年長さんからは保育園・幼稚園のいずれかに入園する子は多いようです。

保育園と幼稚園の違い

保育園と幼稚園の大きく違うのは、管轄する省庁が違う点でしょう。

共働き、介護が必要な家族がいる、自身の健康状態で保育が困難な親のための、福利厚生を目的とした保育施設である『保育園』の管轄は『厚生労働省』です。働く親など保育が困難な家庭が対象のため、ママが専業主婦などで自宅での保育が可能なおうちでは入園を申し込むことができません。

対して『幼稚園』の管轄は『文部科学省』で、勉強、運動、芸術、遊び、コミュニケーション力、自然とのふれあいなど、園が多岐にわたる幼児教育カリキュラムの特性を持ち、園が決めた方針の教育を行うという点が大きく違います。さらに、保育園と違い、働いていても働いていなくても入園を申し込むことができます。

次に大きく違うといわれる点は、保育園は平日であれば朝早くから夕方まで子供を預かってくれるのに対し、幼稚園は保育時間が9時~15時くらいが平均と、保育時間が短いという点です。夏休みや冬休み期間も義務教育並みに長く、その間子どもは園に通わず家にいるので、仕事や介護をしているママが幼稚園を利用するということはなかなか難しいようです。しかし、預かり保育がある幼稚園であれば夏休みや冬休みも18時まで預かってくれるので、ママが専業主婦じゃなくても預かり保育がある幼稚園に通っている子も少なくありません。ただ、幼稚園は行事や保護者会などが平日の日中に行われることも多いため、仕事をしているママは仕事を休まないといけない回数も多いのが実情のようです。

また、保育園は給食の提供が義務であることに対し、幼稚園では給食の提供に関して義務ではなく任意という点も違います。ほとんどの園は給食を提供していますが、毎日お弁当という園もありますし、給食を提供していても曜日によってお弁当持参日を設定している園も少なくないようです。さらには、保育園は世帯収入で保育料を計算してくれますが、幼稚園は全世帯一律の料金を支払います。

そのため、どうしても働くママ=保育園、専業主婦のママ=幼稚園という形態になっているようです。

認定こども園という選択肢も

2015年から、保育園でも幼稚園でもない『認定こども園』という施設が、内閣府管轄で各地に新設され始めました。

共働き家庭の割合が増えていることもあり、どちらかというと幼稚園は年々入園希望者が減少していました。これまで幼稚園として使用していた施設を有効活用しながら、『認定こども園』の新設を進めることで、年々増加傾向が止まらなかった保育園の待機児童問題の解消に役立ているようです。

この取り組みは、これまで幼児教育カリキュラムを子どもに受けさせたくても時間的な問題であきらめていた働くママにとって、うれしいことが多いようです。認定こども園は内閣府の管轄ですが、厚生労働省と文部科学省が両方の『認可』を受けているので、保育園と幼稚園両方の機能を有しています。そのため、共働き家庭がこれまではあきらめるしかなかった幼児教育カリキュラムや行事が子ども園に通園することで体験できるようになり、子どもがより充実した園生活を送れるようになりました。教育機関の機能を持ちながらも、保育園と同じく、0歳児から入園が可能という点も大きな特徴です。保育時間も、平均して最大11時間ほど預ってくれますし、夏休みや冬休みなどの長期休みもありません。園によって保育スタイルや幼児教育の内容はさまざまなようですが、それでもこれまで縦割り行政のために不便だった頃に比べると画期的です。時代のニーズにあった保育施設『認定こども園』が、どんどん増えていって欲しいですね。

入園を控える子どものママの悩みで多い、年少さんの発達について

特に幼稚園は年少さん(3歳児)で入園する子が多いのですが、入園後、発達やしつけの問題で周りの子どもたちと上手にやっていけるか、心配しているママも多い様子。

体が小さい、大きいなど、身体的な面も気になるところです。平均身長は月齢によっても変わるようですが、4歳の男の子の平均は100.2~106.2cm、4歳の女の子の平均は99.5~105.6㎝というデータがあります。平均体重も月齢で変わりますが、4歳の男の子の平均が15.99~16.92㎏、4歳の女の子は15.65~16.65㎏というのが平均です。

いずれも個人差がありますし、あくまで目安ですので、極端な差がなく元気に過ごしているなら心配はありません。

体重が軽すぎ、重すぎの場合は栄養の取り方を考える、成長ホルモンの量を調べる等対策を取る必要があるかもしれません。自治体の相談窓口などを利用して、栄養士さんや保健師さんにアドバイスをもらうのも有効な方法です。

就寝時間が遅い、食事の時間が不規則であるなどの場合は、基本的な生活習慣の見直しも検討を。不規則な生活習慣が成長ホルモンの不足につながることもあり、そのことが順調な発達に影響する場合もあります。家の土台がグラグラだと家は崩れてしまうように、体と心の健康が遊びや勉強の土台となりますので、毎日の生活でできることに関しては、しっかり支えてあげたいですね。

年少さんの遊びについて

年少さんはすべり台、ブランコのほか、園にあるほとんどの大型遊具で問題なく遊べるようになっています。ブロック・積み木遊びでは、いろいろな形を組み合わせながら造形を楽しんでいます。

運動系では、走る、ジャンプする、ケンケンパやスキップなど、片足だけ使うジャンプ系もできるようになります。ボール投げ、三輪車や自転車を自分で漕ぐなど、道具を使った遊びもどんどん覚えますし、全身を思いっきり動かすことも大好きです。

大人やテレビ等のまね事も激しくなるので、ごっこ遊びも増えてきます。手先が器用になり、家事のお手つだい、折り紙やハサミを使った工作も上手です。行動範囲も広くなりますので、ある意味目が離せない時期でもありますが、あまり干渉してしまうと、子どもが引っ込み思案な性格になってしまう可能性も。心配はほどほどに、口や手を出すのは控えて、かといって放置するでもなく、陰ながら優しく見守ることを心がけていきましょう。

年少さんの知的発達について

お箸が使えるようになり、着替えも自分一人でできるようになるなど、急激に自分でできることが増えてきます。自分でできることに喜びを覚えるあまり、ママが心配になるほど頑張ってしまう子どもも多いはず。たまに「それは一人でできないよ…」ということまで自分でやりたがるので、困ってしまうこともあります。そこでママが手を貸そうとしたり、アドバイスをしたりしようとすると、まるで2歳児のときの反抗期のような強い反発をされることも。特に第一次反抗期が大変だった場合は、またあれが始まるのか…と憂鬱になってしまいますが、子どもが成長している証と開き直って大丈夫。信頼している親だからこそできる反発ですから、親子関係がうまくいっていないなどと、自分を責めることはやめましょう。

目まぐるしい成長に心が追い付いていかないためか、こうしたいのにうまくできない、自分のして欲しいように相手がしてくれないなど、欲求が強ければ強いほど欲求が通らなかったときのダメージも深くなります。時には、ダメージに耐えきれない心のバランスをとるため、嘘をつく、人のせいにするという手段を取る子もいるかもしれません。子どもがそんなことをするなんて嫌だな、許せないな、と感じてしまうかもしれませんが、そうしないとバランスが取れない子どももなかなか苦しんでいます。小さい体で葛藤する子どもに寄り添っていながら、嘘や人のせいにしない問題解決方法を、ママがゆっくり根気よく教えていきましょう。

まとめ

出産後、ずっと一緒に過ごしていた子どもを保育園や幼稚園、子ども園に預けるというときは、特に第一子なら何だか切なく不安で、時には罪悪感すら湧いてしまうかもしれません。

また、子どもの発達やしつけに不安がある場合も、たくさんの子どもの中で楽しく園生活を送ることができるか、人と違うことが理由でお友だち関係でつらい思いをしないかなど、さまざまな不安を感じると思います。そのため、できる限り子どもが楽しく過ごせる保育施設を選びたい、という気持ちになるのは当然です。

保育園・幼稚園・子ども園への入園というのは当たり前なことに見えて、ママと子どもにとって、実は意外と大きな『変化』の時なのかもしれません。変化というのは、『勇気』が要ります。時には勇気が持てず、変化を避けてしまうこともあるかもしれません。しかし、それも選択肢のひとつなのではないでしょうか。悩みが多いために、世間が当たり前にやっていることがうまくできなくて、気弱になることもあります。しかし、悩みがない人間はいません。自分のペースで仕事や子ども、自分自身と向き合いながら、より自分に合った選択をしていきましょう。

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