整理整頓の習慣を身につけさせる良い方法とは?楽しみながらお片づけのコツと気をつけたいこと

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子どもが成長するにつれ、いろいろなおもちゃで楽しく遊んでくれるのはいいのだけれど、遊んだあとは当然と言っていいほどおもちゃはそのまま置きっぱなし…。まだ小さいから教えるのは早いのかな?でも、生理整頓は小さい時のしつけが大切だと聞くし、何だか気になる子どものお片づけ事情。だけど、子どものしつけっていつからやっていいのか、迷うところですよね。今回は、きちんとお片づけができるようなしつけの仕方や、整理整頓が楽しくなるコツをお伝えいたします。

しつけ(躾)の意味とは

教育での『しつけ』とは、人間社会における集団生活の規範、礼儀作法、必要なルール・マナーを身に付けさせることです。裁縫でも『しつけ』という言葉がありますが、こちらは、

裁縫の際、本縫いを正確に仕上げるために粗目の仮縫いを行うことをいいます。

教育で行うしつけも裁縫で行うしつけも、本番を行うまでに形を整えるために重要なこという意味が共通しています。言わば、しつけは、あった方が本番のときにきれいに仕上がる、人間が大人になったとき、社会で生きていくために必要なことの『軸』になると言っていいかもしれません。

『しつけ』はいつからできる?

3歳までは叱るとか注意をしても「怖い」という印象だけが残るだけで、教えた内容を覚えていることが少なく、あまり早い時期にしつけを始めても意味がない、という話を耳にしたこともあるかと思います。たしかに礼儀作法や家事などのしつけは難しいかもしれませんが、自分のおもちゃや絵本をもとの場所に返す・戻すなど『お片づけ』に関しては、歩き始めの時期でも根気よく教えればできるようになる行動です。絵本をきれいに立てて本棚にしまうことは難しくても、おもちゃをママが教えてくれた場所に歩いて持って行くなど、まずはできることから始めることがおすすめ。おもちゃで遊んだらお片づけをする、使った物は元ある場所に返すということを繰り返しすることで、『お片づけ』が当たり前の行動になってきます。使った物を元の場所に返す、というカンタンな動作が自分でできるようになったら、次は分類、きれいに並べるなど、お片づけのレベルを少しずつ上げていきましょう。

お片づけのしつけを始める年齢は、早くなければいけないということでもありませんが、散らかして平気な習慣がついてからでは遅かった、という場合もありますので、できる限り、お片づけは早めに身に着けておく方が得策です。

整理整頓が苦手になる理由

ママがしていることをじっくり観察していたなど、なにも教えなくてもお片づけや整理整頓ができていた子どももいるかもしれませんが、ほとんどは必ず誰かが教えないとお片づけはできるようになりません。

お片づけの仕方がわからない

そもそも、お片づけや整理整頓のしかた、意味、良さが分かっていない場合もなかなかお片づけができない原因のひとつ。たまに、教えなくてもお片づけができた、という子の話を聞くかもしれませんが、それはママが意識せずに片づけをするように促していた、ママが整理整頓をしているところを一生懸命見ていたということがあります。つまり、『親が背中で教えていた』ということで、全く教えていないことはありえないのです。

効果的な整理整頓のしつけ方

いつまでに片づけをするかを本人に聞く

遊び終わったらすぐに片づけるものだ、という考えが身につくのが理想です。おもちゃで遊んだあと絵本やほかの遊びに移るとき、できればそのタイミングで「お片づけしてからにしようね」という声がけを心がけましょう。ほかの遊びに移るタイミングを逃してしまったときなどは、「ごはんの前までにはお片づけしよう」など、いつまでに片づける、という期限を決めるといいかもしれません。

片づける場所を分かりやすい場所にする

よく使うものは子供が取り出しやすくしまいやすい場所に置くなど、片づけがしやすい環境を作ることも効果的です。反対に、よく使うのにクローゼットや押し入れ、高い場所に置くのは逆効果と言えます。

さらに、大人の感覚で細かい分類・ルールを作っても、まだ歩き始めなどの小さい子どもには理解できません。美しい収納にほど遠い整理整頓の仕方だったとしても、最初子どもに教えるときは、「おもちゃ」「絵本」など、分類の仕方

片づけたらいい事があるという声がけをする

「片づけたらおやつにしよう」「それを片づけたら、絵本読んであげるよ」等、片づけたらご褒美があるよ、と声がけしてあげるのも方法のひとつです。しかし、例えば過剰に褒める、無理やり気分を乗せるなど、あまりやりすぎるとご褒美がないとやらなくなる可能性があります。その場その場をしのぐために声をかけるというより、将来子どもがきれいで快適な環境で過ごしていることをイメージしながら、もう遊び終わったおもちゃや絵本の整理整頓を促しましょう。

一緒に片づける

ママが一緒に片づけをしながら、「どっちが早くお片づけできるかな?競争だよ!よーいスタート!」など、遊び感覚を取り入れると、楽しくお片づけができます。お片づけは楽しい、という『良い刷り込み』を根気強くしていくことでお片づけに対する意識がなくなり、自然とお片づけが好きな子どもになっていくでしょう。

いつも注意する人ではない人から声をかけてもらう

いろいろな声がけや方法を試したけれど、なかなかお片づけに取り組んでくれないときもありますよね。そうゆうときは感情が出てしまい、誰でも叱ったり怒ったりしてしまいます。それを回避するには、いつも片づけのしつけをしているママやパパではない人に「お片づけしなくていいの?」などという声がけをしてもらうと、意外と聞いてくれることもあります。

「ここだけは聞いてもらいたい」というときは、いつも注意する人とは違う人に注意されたりすると、ドキッとしてすんなり言うことを聞いてくれることも多いです。

絵本の片づけ方

どこに何を片づけるかがしっかりできるようになったら、次は整理しながらお片づけができるといいですよね。特に、絵本はきちんと収納しないと崩れて落ちてきます。

本類はカラーボックス、本棚に収納されていることが多いのですが、歩き始め~未就園児がひとりでお片づけをするのは少し難しいかもしれません。

3歳未満などお片づけデビューしたばかりの子どものお片づけには、絵本の整理整頓がしやすい『絵本棚』がおすすめです。カラーボックスや本棚と違い、絵本の表紙を正面にして収納でき、サイズが様々な絵本の収納もラクラクです。表紙が正面なので、まだ文字が読めない小さい子もどこに何の絵本があるか分かりやすく、あれこれ探して散らかしてしまうことの予防にもなります。本屋さんや図書館でも使用されていて、インテリアとしてもおしゃれなアイテムで、おすすめです。

「叱られるからやる」のは長く続かない

生理整頓・お片づけだけではないかもしれませんが、ママが『無理やり、せかす、叱る』という行為を頻繁に繰り返すと、子どもにとって片づけが『義務』となってしまいます。すると、ママが見ていない時はやらない、または叱られないとやらない、さらには反抗期を境に片づけをしなくなる、等ということになりかねません。整理整頓は自立や社会に出た時に大切になるスキルですから、「片づけが苦痛」という感情はなるべく持たせないようにしたいですね。

しつけは、やりすぎると教育虐待に

子どもの将来のために、子どもが社会でたくましく生きていけるためにと、しつけを頑張りすぎてしまうのも注意です。

たしかに、厳しさ皆無で『甘々』ではしつけにならないのですが、子どもの能力の限界を超えたしつけや勉強は、将来子どもが生きづらさを抱えてしまうリスクを伴います。このバランスをとることが、親の大きな仕事のひとつと言えるかもしれません。「子どもの将来のため」「これがいい教育なんだ」は、言い過ぎると勘違いの方向に向かうこともあります。子どもが無理なくできることなのか、親の満足のために無理やり実力以上のお片づけを要求していないか、気持ちに余裕を持って振り返りながらしつけを行うようにしましょう。

まとめ

お片づけができなければ生きていけない、ということはありませんが、できる人生とできない人生には大きな差があることはたしかです。「部屋の乱れは心の乱れ」といわれるように、悩みがあるときなど、心の状態は部屋の散らかり具合に表れることもあります。

部屋やデスクの片付けができない人=心の整理ができない人という分類をされることもあり、片付けができないと社会的な信用もされないということも少なくありません。しかし、それだけが人を評価するポイントではないですよね。生きていれば悩みがあるのは当然で、なかなか解決できずに苦しむ時期もありますし、片づけができる日もあればできない日もあります。片付けができない人がダメな人で、片づけができる人がすごい人でもありません。ただ、『片づけると気持ちがいい』という感覚を育てることはとても大切です。子どもが片づけできないと「親のしつけがなってない」という手厳しいことを言う人もたまにいますが、この件は気にする必要はないでしょう。完璧な親も子どもも、この世の中にはいないからです。しつけに一番必要なのは、しつけを行うパパとママの心の整理ができていることかもしれません。早めの片づけ習慣は大切ですが、片づけが身につく時期は人それぞれ。努力むなしく今は片付けが苦手でも、心の成長とともにきっと片づけスキルも成長します。整理整頓のメリットはきちんと伝えながらも子どものペースをしっかり見定め、どっしりと見守る姿勢で待つことも方法のひとつです。

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