もうすぐ小学生!賢い子が選んでいた遊びや習い事は?発達が心配なときに知っておきたい対処法。

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うちの子もあっという間に年長さん。小学校入学が近づいているけど、元気すぎて小学校でちゃんと座って授業を聞けるか、勉強についていけるかなど、いろいろ心配になる人も多いと聞きます。楽しい小学校生活を送るためにも今からでもできること、なんでもできる賢い子が取り入れている遊びや習い事があったら知りたいですよね。

年長の子どもの特徴について

小学校入学を控えた年長さん。勉強や運動、お友だちや先生との関係づくりなど、学校生活を楽しく過ごすには、いろいろな課題があるようです。これまで保育園や幼稚園での生活では先生の細やかなサポートがあったおかげで困ることはなかったけど、小学校では自主性・自律性を求められるシーンが多くなるので、最低限必要なことは、入学前に身につけさせておきたいですよね。

年長(6歳)ができることの例

・名前が書ける

・時計(時間単位)が読める

・衣類がたためる

・箸やスプーンなどを使って食事ができる

・やっていいこと、悪いことの区別がつき始める

・友だち・仲間と協力をすることができる

例の一部を書きだしましたが、年長さんの発達具合を確認する項目はほかにもありますので、自治体の育児相談やインターネット検索などでチェックしてみください。もちろん個人差はありますし、極端にできなくて困っているわけでなければ、他の部分でカバー、周りの理解を得たりできるならば問題ないでしょう。

年長の子どもが『できること』、どうやったら伸ばせる?

元気にたくましく育ってくれればそれでいい、という考え方はもう古い?わけではありませんが、できればしっかり者の『賢い子』に育って欲しいと、自分の子どもにも求めてしまうことありますよね。

子どもの個性を無視して子どもに厳しいしつけや習い事をさせると、後々おかしなことが起こることが多いのでおすすめしませんが、楽しみながら学び、スキルを身に着けられる方法はたくさんあるようです。

年長の子どもの発達を助ける遊びや玩具・教材の例

・レゴなどのブロック玩具

・パズルゲーム

・ローラースケート、自転車、なわとび、サッカーボールなどのスポーツ玩具

・絵本

・ごっこ遊び、人形遊び

・知育玩具

手先を使うブロックやパズル、体を動かすスポーツ系玩具、ひらがなの読み方練習になる絵本や図鑑、コミュニケーション力や発想力が活かせるごっこ遊びなど、子どもの興味に合わせてさまざまな遊びを体験させてみましょう。

得意なことや好きなことができると、それが子どもの自信になる可能性があります。毎日を生き生きと過ごすことで、自由な発想を持って興味のあることを探求する、いろんなことに挑戦する勇気を持つなどができるようになり、子どもの能力がどんどん成長していくはずです。

もしかして発達障害では?

好きなことと嫌いなこと、得意なことと苦手なことに極端な傾向が見られたり、インターネットなどにある発達障害チェックに当てはまる項目があったりすると、発達が少し遅れているのかもしれないと心配になることがありますよね。

幼稚園に入る前の3歳くらいまでは、他の子どもと関わることも少ないため、あまり気づかれないことが多いのですが、小学校入学前~小学校低学年の間に、周りとコミュニケーションがとれず、いじめやトラブルが起きるなどで子どもの発達障害に気づくパターンが多いそうです。

発達障害と気づくまで、「どうしてうまくいかないんだろう?」「育て方が悪かったのかな?」などと親が悩むことが多く、そのことで子どもの自己肯定感や自尊心も失われていくことがあります。このような状態を『発達障害の二次障害』といいます。そんな悪循環に陥ってしまうと回復できるものもできなくなりますので、子どもや自分を責めるのはやめておきましょう。

全児童の約15%が、なんらかの発達障害を抱えている

発達障害と診断を受ける子どもの割合は、全体の15%ほど。診断を受けているだけでこれだけの割合ですから、グレーゾーンや、診断されずに見逃されている数を合わせると、もっと多くなるかもしれません。

また、先天的、後天的な原因で特徴が表れることもあるようです。よく聞く基本的な用語を、大まかにご紹介します。

ADHD

注意欠如多動性障害と呼ばれることもあります。その名の通り、注意しなければいけない物事に注意を払うという感覚が欠如していたり、じっとしていることが難しくていつもそわそわしていたり、静かにしなければいけない場面で静かにできなかったりという特徴があります。物忘れが多い、計画を立てて行動ができない、ということもあるようです。治療薬で症状はある程度抑えられることが分かっていて、男の子の割合が女の子より1.5~2.5倍多いと言われています。

自閉スペクトラム症

得意なことと苦手なことがはっきりしているのが特徴で、その場の空気を読んで臨機応変に行動するのが苦手と言われています。表情が乏しく、一人遊びが好きで、ごっこ遊びに興味を示さないことも多いようです。食べ物の好き嫌いが極端、視線が合わない、相手と共感を交えたコミュニケーションが難しい、など、個人差はありますが他にもさまざまな特徴があります。

子どもならよくあるよね、という特徴が多いですが、年齢が上がってもその特徴が見られ、周りとの関係に難が出てきたということがあるなら、深刻な問題になる前に自治体の相談機関や専門家に相談してみてもいいかもしれません。

20~50人に一人が診断されるとも言われていて、こちらも女の子より男の子の方に多く見られます。

学習障害(LD)

話す、聞く、理解することはできるので知的には全く問題ないのですが、『読む』、『書く』、『計算』のいずれかが極端に苦手な場合が当たります。100人のうち約5人の小学生に見られ、小学4年生頃までに、著しい成績不振から診断されることが多いようです。

「自分は頭が悪い」などと劣等感を抱き傷ついている場合が多いので、できないことを責めたり、早くできるようにせかしたりは逆効果です。本人が自分で克服するのは極めて難しいので、教育的な支援を受けながら、ゆっくり障害を克服していくのが望ましいでしょう。

そのほかの発達障害

我慢していても声や咳払いが出る、体が動いてしまう、顔や口をゆがませる、まばたきをたくさんするなどの『チック』、どもる話し方が特徴の『吃音(きつおん)』も発達障害に含まれます。脳の一部分が関係していると考えられていますが、心因性の原因も多いようです。チック特有のクセをやめさせようとする、症状に注目するなどという対処をすると、症状が強くなる傾向があります。精神的ショックを強く受ける出来事があったことが原因で、緊張、ストレスを感じた時に症状が出る場合もあるようです。もしも子どもにその兆候があったときは、「失敗しても大丈夫」、「迷惑をかけても大丈夫」、といった、子どもが心から安心できる環境づくりが大切になってきます。

チックや吃音も個人差はありますが、子どもの1~2割に見られる症状です。1年以内に症状が消える場合も多いようですが、何年も続く慢性型の場合、ADHDや学習障害を併発することもあるので、なるべく早く気づいてあげたいものです。

発達障害と診断される子どもが増えている

何らかの発達障害を抱えている子どもの数は、年々増加傾向です。平成18年からのデータでは、自閉症は3倍以上、ADHDは6倍以上、学習障害は約8倍増となっているようです。

ADHD、自閉スペクトラム症と診断される子どもの数は年々増えています。インターネットで情報を得られる環境が整って、誰もが発達障害に関する情報を手軽に得られるようになったのが大きいようです。それにより、これまでは見落とされスルーされてきた発達障害も発見されやすくなりました。

さらに、昔は『やんちゃ』、『元気』、『正直すぎる』と受け入れられていたのが、現代ではそういった個性を受け入れられずに子どもが孤立する、いじめに合うなどという問題が多いのも現状です。子どもにもそれぞれ個性があるのは当然ですが、原因が分かればいろいろ対処もできますので、発達障害を極度に否定し続けることはあまり得策ではありません。

心配なときに相談できる支援機関

子どもの発達が心配になったときに相談できる支援機関があります。市町村の乳幼児健診や母親学級のとき、保健師さんなどに育児相談ができる市町村の保健福祉センターでは、検診のついでに、気軽に育児相談できるのでおすすめです。必要に応じて専門機関を紹介もしてくれるので安心です。

児童虐待を通報する機関というイメージがある児童相談所・児童相談センターですが、非行や不登校に関すること、しつけ、発達などいろいろなことついて相談に乗ってくれます。こちらは都道府県の管轄です。児童相談員など、子どもの問題について詳しい専門家も多いので、心配なときは一人で悩まずに相談してみましょう。

子どもだけではない、『大人の発達障害』も増えている

年齢を重ねると、前頭葉など脳の働きはどうしても鈍くなります。そのことも原因となり、小さい時~20代くらいまでの若い時は努力でカバーできていたものの、幼いころから抑圧されてきた感情、我慢して無理してきたいろんなことがあふれ出すように、ストレスを感じると落ち着きがなくなったり、ささいなことで怒りだしたりパニックになったり、そんな症状が大人になって現れる人も増えているようです。

出産、育児が思ったよりも大変で、子どもを育てていて自分の発達障害に気づいたという例も少なくありません。気づいたり受け入れたりが難しい問題かもしれませんが、受け入れないと対処はできないので、「そうかな?」と感じたら、これまで自分がどんなことを頑張って、そして周りに合わせるため・期待に応えるために無理をしてきたのかを、勇気を出して振り返ってみてみましょう。等身大の自分を受け入れ認められれば、気持ちも落ち着いてきます。もしかすると、子どもの発達についての問題解決もそこがスタートかもしれません。

まとめ

勉強に遅れると大変、周りと上手にコミュニケーションできないと大変、と、小学校入学前はごても心配になっていろいろ考えてしまいます。賢い子を見ると、うちの子はどうして…なんて比べてしまうこともあるかもしれませんが、あせらず、自然と勉強やスポーツに興味を持つ日がいつか来るのを楽しみに、日常のささやかな感動を子どもと共有しながら過ごしてみましょう。

心配していた発達障害が現実のものとなった場合は、これまで思い描いていた子どもの未来に絶望するなど、暗い気持ちになってしまうかもしれません。しかし、落ち着いて対処していけば、子どもは失敗しながらもたくましく成長していくことが必ずできます。

賢くても気持ちが通じ合う人が一人もいないより、少し苦手なことがあっても、周りの人に助けられながら進んでいく人生の方が楽しそうではないでしょうか。

できないことを隠すのではなく、周りに知ってもらい、助けてもらうことを教えることも大切かもしれません。また、『自己肯定感』が高ければ、個性を受け入れてくれる人が集まってきて、障害があってもなくても、楽しく充実した小学校生活を送れること間違いなしです。

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