英語学習はいつから始める?小学生からでは遅い?英語学習を始めるベストなタイミングとは!?

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 1000px-200_01.jpg

2020年小学3年生から外国語活動、小学5年生から英語が必修科目になりました。親世代が子どもの頃から英語学習の必要性は耳にしていましたが、社会のグローバル化が進む近年、英語教育についての常識が少しずつ変わってきているようです。

年々高まっている英語学習の必要性

現在、小学校卒業時点で英単語600~700語に触れるだけの学習が求められているそう。中学校入学後に初めて英語に触れたという人も多い親世代から見れば、当時とは比べ物にならないくらい高いレベルではないでしょうか。その後、中学→高校ともなれば、より多くの英単語、高いリスニング力やライティング力が求められてくるでしょう。

日本は英語教育が海外と比べると遅れている、という話を耳にしたことがあると思いますが、実際、韓国や中国など近隣のアジア諸国では2000年前後から英語教育のカリキュラム強化に取り組んでいたとのこと。世界的に押し寄せる国際化の波に加え、2020年に起きたコロナウイルス蔓延によるリモートワークの普及など、働き方の多様化からも英語力の必要性の高さは拍車がかかっており、子どもたちは英語学習から逃れることは難しいようす…。なんて考えてる間に英語学習を始めるタイミングを逃し、わが子が将来英語力のなさで苦労する姿を見ることは避けたいものです。

英語力を身につけさせる方法

子どもが英語を『学ぶ』方法としては、子ども用の英語教材、英会話教室がポピュラーです。教材は本屋さん、雑誌・インターネットで広告をよく見かけますし、英会話教室は駅前やショッピングモールなどの商業施設での買い物時によく目にすることがあるでしょう。最近では英語体験型のプリスクールや学童保育などもあるようです。そういった教材や施設は、子どもが楽しみながら効率よく文字や単語を覚えられる工夫がされているので、費用をまかなえる場合は利用するのもいいかもしれません。

あまり費用をかけたくない、親も一緒に学んでいきたいという場合は、英語の文字を書いた紙を部屋に貼る、英語の歌を聞かせる(歌う)、絵本の読み聞かせをするなど、英語に『触れる』工夫をするだけでも、子どもの英語力習得のための十分な効果があります。こちらの方法は手間がかかりますが、ママやパパと一緒の時間が増えることで、子どもも楽しみながら英語を覚えることができそうです。

英語教育を始めるタイミングと、学習の頻度は?

家庭で話す言語が日本語であれば日本語を、英語であれば英語を、赤ちゃんは自然と聞いて学んでいるもの。国際結婚の家庭を目にすると気づきますが、両親の母国語が異なるなど日常的に家庭で2か国語が飛び交っている場合、その家庭の子どもは気づくと2か国語を話せるようになっていたことが多いそう。そのような事実から見て、英語教育を始めるタイミングは早ければ早い方がいいというデータも多いです。

英語教育を始めるタイミングは早い方がいいとはいえ、英語教室などで週1回1時間ほどの学習ペースで英語力が身につくのかは疑問です。英会話教室に通えば生の英語に週1回触れることはできますが、それだけで英語力を身に着けるのはなかなか難しいかもしれません。英語教材を使う場合も同様で、週1~2回教材で遊ぶだけで英語を覚えることは難しいので、教材もできれば毎日使いたいところ。それも難しいのであれば、ママが日常の中で英語を積極的に使うという努力が必要になってきそうです。

早期に英語教育を始めるメリット・デメリット

人間は生後6か月になると、音の聞き分けが出来るようになり、母国語以外を学習することが可能です。とはいえ、日本語すらおぼつかない状態で他言語にとりかかると、デメリットもあります。

メリット、デメリットを把握し、適切な学習時期を考えてみるのがお勧めです。

メリット①:英語への抵抗がなくなる

母国語以外の言葉を使用する際に、最も大きな壁となりえるのは、”使用する事への抵抗感”かもしれません。

他言語の場合は単語や文法の使い方、発音の正しさなど、気になる点が多々あるため、自分が話している内容が相手に伝わっているのかどうか心配になりますよね。逆に、英語の聞き取りが正しいのかどうかも不安になる点です。

このような抵抗感は小さな頃からの挑戦で取り払える可能性があります。

失敗が許されるうちにどんどん英語を使用し、精神的な壁をなくしてしまいましょう。

メリット②:「英語脳」や「英語耳」が身に付きやすい

私達が使う日本語は、どんな言語とも共通点が少ない”系統不明な言語”です。一方英語の方は、インド・ヨーロッパ語族が使う言語の中の一つ。つまり、この二つの言語の違いはかなり大きいと言えます。

日本人が英語を習得する際に手こずってしまうのは、二つの言語に類似性が少ないからなのです。

しかしながら、幼少期の子供は「英語脳(翻訳的に理解するのではなく、英語のまま理解出来ること)」や「英語耳(子音が聞き取れること)」が身に付きやすく、言語同士の違いが問題にならなくなります。

メリット③:多様性に寛容になる

何を話しているのか分からない人に対して、無意識に身構えたり、避けたりしてしまうことはどうしてもあります。その行動に悪意がなくても、相手からしてみると不快に感じられるもの。

しかし英語を使用出来るのであれば、相手の話している内容が分かるようになりますので、理解しようという姿勢になりやすいです。相手の主張の全部を受け入れられなくても、聞く姿勢を示すだけでも、立派なコミュニケーション。多様性に寛容な人物だと思われるようになるでしょう。

デメリット①:日本語の発音が不完全になる

幼少期に長時間英語に触れさせた場合、日本語を使う時間が短くなってしまうことがあります。また、頭の中で二つの言語が混ざってしまうなどの弊害から、母国語である日本語が中途半端な状態で成長する可能性があります。

デメリット②:語彙力が身に付きづらい。漢字が満足に書けない

英語と日本語を並行して学んだ場合、両方の言語で使われる単語を覚えて行くことになります。

とくに日本語には擬音語や擬態語など、装飾的な単語が多く、会話や文章の表現力を高めるためにはかなりの語彙力が必要です。

また、日本は文字の種類が多いのも特徴的です。平仮名、片仮名、ローマ字だけではなく、覚えなければならない漢字がかなり有ります。

ですので、英語と日本語を同じ時間ずつ学んだとしたら、日本語の勉強時間が足りなくなるかもしれません。

デメリット③:論理的思考力が未発達になる可能性も

言葉と思考は強く関連するので、言語を中途半端に学んだだけでは論理的思考力が未発達になる可能性があります。

日本で育った大人世代は、テストや受験で点数を稼ぐことを意識したような詰め込み式の勉強法が一般的です。

自分達の子供に英語を学ばせようと考えた時、まずはこのような詰め込み式の勉強法を採る方が多いのではないでしょうか。

しかし、論理的思考力を伸ばすにはこれらの勉強だけをやっていたのでは厳しいといえます。演繹法や弁証法などで書かれた文章をなるべく読むことで論述パターンに慣れたり、ニュース記事を順序立てたりして整理するのが有効です。

つまり、英語ベースであれ、日本語ベースであれ、論理的思考力を身に付けるためには、前提条件として複雑な文章を読み解ける程度の語学力が必要になるのです。

英語の学習に時間がとられてしまえば、母国語である日本語の学習時間も削られてしまい、子供が読める文章の範囲は限定されてしまいます。結果として、論理的思考力を習得できないまま成長することになるかもしれません。

まずは英語を身近に感じられる環境づくりを

なかなか英語を覚えてくれないなど、思ったのと違う状況になると、親にとってそれがストレスになることもあります。子どもが乗り気ではないのに、子どもに英語教育を強要するというのはなるべく避けたいところ。子どもの「学びたい」という意思や姿勢を見抜くのも、親の大切な役目です。子どもがどうやったら楽しめるのか、子どもの性格や資質に合ったタイミング、学習法を取り入れていきましょう。

とはいえ、「大人になってから英語を覚えるのは大変だから、できるだけ小さいうちに…」という親心は当たり前の感情。しかし、自分ができないのに子どもに無理にそれを望むのはかわいそうです。できれば親も一緒に楽しみ、長く継続して学べるような教材や学習方法を選ぶことが、子どもも喜ぶ良い方法といえるかもしれません。

英語教育がうまくいかなかったときは…

教材や教室などでの勉強の効果が思ったよりなかったなど、英語教育がうまくいかなくても、悲しまなくて大丈夫。英語をうまく覚えられないのは、英語を覚えるのが楽しくない、または、子どもが本能で『必要ない』と感じているからかもしれません。

日本であれば日本語、フランスであればフランス語、イギリスやアメリカならば英語など、その国に生まれればその国の母国語を理解できなければ、その国で生活するのは難しいこと。英語を覚えるのに一番効率が良いのは、英語が理解できない(話せない)と生きていけない(生活ができない)という状況にあることです。もし、この先の子どもの人生で英語が必要不可欠になれば、生きるために一生懸命英語を習得しようとするはず。また、英語圏の人たちとコミュニケーションがしたいという気持ちが生まれれば、自然と英語を勉強したいという意欲も湧くでしょう。赤ちゃんは、家族間のコミュニケーションで言葉を覚えて、話すようになります。教えてもいないのに覚えていることが多いのは、「ママやパパは何を話しているのかが知りたい!」という欲求がエネルギーになっているからではないでしょうか。きっと、そのエネルギーはとても強いものです。

子供のモチベーションを保たせる方法

子供を勉強させるのは難しいものです。プレッシャーを与えてはストレスを感じさせますし、ご褒美をあげすぎるのもあまり良くはありません。子供が自分から学びたいと思わせるのが重要になります。

ゲーム感覚で行う

大人であれば英語に対し、勉強として向き合えても、子供はそうはいきません。興味を継続させるために、ゲーム感覚で学べる教材を用意するのが効果的です。それが難しいなら、遊びの中の一つとして英語教育を取り入れるような工夫をしてみるのがお勧めです。

親と一緒に楽しんで行う

たとえ楽しんで学べるような教材を用意したとしても、独りぼっちで取り組むのであれば、もっと楽しめる遊びに興味が移ってしまいます。親が勉強仲間として加われば、英語学習に対して、もっと真剣に向き合ってくれるでしょう。この時、大人は監督者としての姿勢ではなく、いつもの遊びの延長のような姿勢で関わるのが理想的です。

努力が楽しさに繋がるようにする

英語を実社会で使えるようにするのは、とても意味のある教育です。しかしながら、テスト対策とは異なり、日常会話の為の訓練となると、勉強の成果を感じづらいもの。いつまで勉強しなければならないのか、見当がつかないと子供にとっては苦痛になります。

このような事態にならないように、頑張った結果を感じられると良いでしょう。具体的には、英語の絵本やアニメ、歌などに使われている単語や文法を教え、子供が全部覚えたなら、意味が分かるようにするなど、工夫の余地は色々あります。

まとめ

英語教育は今後、子どもの将来に大きく関わっていくことのひとつ。周りが優秀な教材や教室、プリスクールを利用していると焦る気持ちも沸いてきます。小学校に行けば授業で英語を教えてもらえると言っても、小学校教員の英語スキルや人手が足りていないという現実もありますし、グローバル化の波にただでさえ遅れをとっている日本の教育に任せていられないという焦りは仕方ありません。しかしその分、日本語と日本文化のすばらしさを十分に感じながら、じっくりと英語を学べる時間があるという考え方を持つこともできます。その気持ちがあれば、教材、英会話教室、プリスクール、家庭教育、どれを選んでもきっとうまくいくでしょう。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 1000-200px_02.jpg

関連記事

バナー1

バナー
  •      
ページ上部へ戻る