大地震は10分間の行動にカギ!子どもの命を守る10分間マニュアル

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ごく最近、東日本大震災の余震といわれる地震が発生しました。

時刻は夜11時台。大きな揺れに驚いて、赤ちゃんを抱いたままあたふた……というご家庭も多かったのではないでしょうか。

「地震」そのものも怖いですが、地震による二次災害もあなどれません。ガス漏れによる火災、津波による水害、土砂崩れなど、ひとつ判断を間違えれば命に関わる事態になります。

生死を分けるポイントは、地震発生からの最初の10分間。

子どもを守れるのは親しかいません。

地震直後に取るべき正しい行動を知り、親子で無事に生き残ってください。

【地震発生直後~3分】地震発生!その瞬間に取るべき行動は?

地震が起きたら、まずは安全な場所に避難し、体を丸めて頭を守りましょう。

学生時代の避難訓練と同じです。机など硬いものの下に入って、揺れがおさまるのを待ちます。

ただ避難訓練と異なるところは、家の中には危険が多いということ。揺れの大きさによっては窓ガラスが割れる可能性がありますし、吊り下げタイプの照明器具は落下するかもしれません。冷蔵庫や食器棚は転倒の危険もあり、「広くて安全な場所」はなかなか見つかりにくいのが現実です。

地震が発生したら、瞬時に様々なリスクを見極めたうえで避難場所を判断してください。できれば、平常時から「リビングにいるときに地震が発生したらここに避難しよう」などシミュレーションしておくと安心です。

子どもが近くにいるとき

もしお子さまが近くにいたら、ママは子どもの頭を守るような姿勢でかがんでください。

ママ自身も丸まりますが、ママのお腹側に子どもの頭、ママの顔側に子どものお尻がくるようにかがむのです。万が一のことがあっても頭部だけは損傷しないように、がっちりと抱えてあげてくださいね。

ただ、小さなお子さまだと「苦しい!」と嫌がることがあります。普段の遊びの中で、この姿勢に慣れさせておくと良いでしょう。

子どもが近くにいないとき

地震発生時、お子さまが別の部屋など遠くにいるときは、ママは今いる場所から声で指示を出してください。

激しい揺れの最中にむやみに移動するのは危険です。揺れがおさまるまでは、それぞれの場所で安全を確保するのが最善策です。

ママは、頑丈なモノの下に身を隠し、頭を守ってください。同時に、遠くにいるお子さまに「丸まって頭を抱えて!」など指示を出しましょう。幼い月齢の子には、「ダンゴムシのポーズして!」のひと言で伝わることもあります。“ものまね”の遊びなどを通して、普段からポーズの練習をしておくとスムーズでしょう。

【地震発生3分~10分】揺れがおさまったらここに気をつける!

揺れがおさまったら、次の行動に移りましょう。

まずはお子さまと合流したうえで、以下の点に注意してください。

・ガス漏れの気配はないか?(家のどこかで出火した可能性があります)

・不自然な熱気はないか?(隣家などから出火した可能性があります)

・何かがきしむような異音はしないか?(家屋倒壊の可能性があります)

少しでも異常を覚えたり、避難勧告が出たりしたら、すぐに避難の準備をはじめましょう。

家の中や周囲に異常がなければ自宅待機でも構いませんが、「子どもと2人で自宅にいるのは不安」など少しでも心配事があれば、避難所に向かうようにしてください。

お子さまのケア

大きな地震は、子どもにとってはじめての経験です。

いつもと違うママの様子も察知して、お子さまはママから離れなくなるでしょう。

しかしママには、家の中の異変を察知して的確に対処するという重要な役割があります。

ひとりで手早く動くために、抱っこ紐で赤ちゃんを自分の体にくくりつけることから始めましょう。

(抱っこできない年齢なら、安全な場所に座らせて「ここで待っていてね」と指示してください)

火のスイッチを切る

「地震が発生したらすぐに火を消せ!」というのは昔の話。

最近のコンロやストーブなどは、安全装置や自動消火装置の普及により、揺れを感知したら自動で消火するよう設計させています。揺れている最中に火元に行くのは、逆に危険なのでご注意ください。

もし出火を確認したら、できる範囲で消火を試みましょう。火が大きければ、すぐにお子さまと共に家の外へ避難し、大声で助けを呼んでください。

電気・ガスを止める

地震が起きると、停電することがあります。

しばらくすると復旧しますが、地震の影響で家電の配線などが切れていると、漏電して火災を引き起こしかねません。

そのため、停電したら電気のブレーカーは下げましょう。できる範囲で、家電につながっているコンセントを抜いておけばさらに安心です。

またガス漏れを防ぐため、ガスの元栓もしっかり閉めてください。

避難経路の確保

地震直後は異変がなくても、徐々に家屋が倒壊することは珍しくありません。

家屋が傾き始めると、建物自体が変形してドアが開かなくなることがあるので注意が必要です。

玄関やベランダなど、外へ通じる避難経路を確保しましょう。

扉との間に靴や家具などをはさんだり、あるいは全開のまま留めておいてください。

靴をはく

玄関へ行くことができたら、靴をはいてください。

家の中にガラスの破片が飛び散っているかもしれないので、素足や靴下のままでは危険です。

歩けるようになったお子さまは特に危険なので、真っ先に靴をはかせて守ってあげましょう。

なお、水害が発生していても長靴での移動は避けてください。長靴の中に水が入ると、スムーズな動きが難しくなります。あくまで、「固めのスニーカー」程度がベストだと覚えておきましょう。

防災セットの用意

現状では家の中に異変がなくても、余震や土砂崩れのリスクなど、まだまだ油断はできません。

準備しておいた防災セットを取り出し、いざというときにすぐに外に出られる体制を整えておいてくださいね。

まとめ

大地震は誰だって慣れないものです。

万が一の10分間マニュアルを頭に入れておき、いざというときに冷静に対処できるようにしましょう。

もしお子さまの無事や家の中の安全が確認できたら、お子さまのケアを入念におこなってあげてください。

母乳など飲みものをあげたり、おもちゃで遊んだり、抱きしめてスキンシップしたり。

子どもは、ママの笑顔があればどんな状況でも幸せを感じるものです。

普段から遊びの中で地震発生時のシミュレーションをして、いざというときに慌てず対処しましょう!

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