コロナ禍で外出自粛が叫ばれている昨今、「出産祝いを渡したいけれど迷惑になったら……」と頭を抱える方は少なくありません。

赤ちゃんの誕生は、本来喜ばしいことです。外出自粛中であっても、マナーを守って贈ればきっと喜ばれますよ。

外出自粛中に出産祝いを贈る方法やマナーを知り、コロナ禍でも一層仲を深めていきましょう！

外出自粛中の出産祝い、どう贈ればいい？

本来出産祝いは相手に直接会って手渡しをすることが多いですが、外出自粛という特別な期間では、やはり「会う」という行為は避けたほうが無難です。

体調不良などで感染がわかる方もいますが、一方で無症状感染者も多くいるのは事実。自分が健康体であっても、感染の有無は自己判断では分からないのです。

相手を守るためにも、抵抗力が弱い赤ちゃんを守るためにも、せめて外出自粛が解除されるまでは面会を避けましょう。

しかし、出産祝いを贈ること自体は、外出自粛中でも問題ありません。

その際は、手渡しではなくて、宅配便を活用するのがポイントです。

出産祝いを宅配便で贈るときの注意点

コロナ禍の現在、できるだけ接触を避けることが望ましいとされています。

宅配業者も同じで、「置き配」など玄関先に荷物を置くだけで配達完了とするサービスも増えてきました。

出産祝いも「置き配」などで届けられれば便利ですが、荷物を送ったことを相手が知らないと思わぬトラブルになりかねません。出産祝いを贈る前には、電話やメールで事前に伝えておきましょう。

なお、宅配便で贈るなら、メッセージカードもつけてください。品物だけを贈っても悪くはありませんが、なんだか事務的で無機質な感じが……。

「コロナが落ち着いたら会おうね！」などポジティブなメッセージを書いて、品物と共にお祝いの気持ちも届けましょう！

外出自粛中に喜ばれる出産祝いとは？

外出自粛中だからこそ、相手も思うように出掛けられずモヤモヤしているはず。

必要なものがあっても、抵抗力が弱い赤ちゃんを連れての外出が怖くて、「まだ外には出ない方がいい」と我慢を強いられることも多いでしょう。

出産祝いは悩みますが、コロナ禍の今だからこそ、品物にもひと工夫。

たとえば、おしりふき、おむつなどの消耗品。

なくなるペースが速く、かさばる荷物でもあるため、ママは何かと苦労しているはずです。

また家にいる時間が楽しくなるようにと、スイーツやスキンケアのギフトを贈っても喜ばれますよ。

カタログギフトもおすすめです。家にいても、カタログギフトのページをめくっているだけで気分転換になることでしょう。

コロナ前は商品券やクオカードも定番でしたが、外出自粛中の現在は「外で使うもの」はあまりおすすめできません。「コロナが収束したら外で使ってね！」という願いの意味を込めて贈るのも悪くはありませんが、外出できないストレスが逆に増幅してしまうことも……。

もし金券類を贈るなら、外出自粛中でも活用できるタイプのものがおすすめです。たとえばインターネットショップで使える商品券や、音楽をダウンロードできるカードなど。外出自粛中だからこそ、「自宅で楽しんでね！」というストレートな配慮が望ましいでしょう。

外出自粛中に避けたほうが良い出産祝いとは？

手芸が得意な方は、手編みで赤ちゃん用の帽子をつくったり、ぬいぐるみを編んだりして出産祝いに贈ることもあるでしょう。

しかし、念入りな手洗いやアルコール消毒が求められているコロナ禍では、『手作り』のものは避けたほうが無難です。

手作りのアイテムは、特別感があり、本来とても喜ばれるものです。しかしコロナ禍に加えて外出自粛中のこの時期は、手でたくさん触ったようなアイテムはあまり望ましくないのです。「ありがた迷惑」とならないためにも、あえて既製品を選ぶようにしましょう。

外出自粛中に出産祝いを購入する方法とは？

出産祝いを選びたくても、外出自粛中はデパートに行くのもはばかられますよね。

自分が感染しないためにも、誰かに感染させないためにも、家にいながら出産祝いを選ぶのが一番です。

通販サイトなど、出産祝いのギフトを扱う店はたくさんあります。パソコンやスマートフォンから、出産祝いの品をじっくり選びましょう。

品物のセレクトはもちろんですが、のしや包装紙、メッセージカードなどオプションサービスが充実していることも多く、さらに相手の自宅で直接宅配してくれることもあり、とても便利に利用できますよ。

まとめ

外出自粛中の出産祝いは、なにかと気を遣いますよね。

しかし、出産祝いを贈ってはダメというわけでありません。

宅配便を活用して、出産祝いの品物にも工夫をすれば、会わなくても最大限のお祝いの気持ちが届けられます。

まずは、出産祝いだけを贈ってください。

外出自粛が解除されたら、そしてコロナが収束したら、大手を振って直接会いに行きましょう！